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ハードボイルドさを取り戻したアントニオ・バンデラスが宇宙の謎を追求?

2011年11月19日 9:00

長ぐつをはいたネコやスパイの父親も良いけれど、やっぱり銃が一番似合う | [c] 2010 THE BIG BANG PRODUCTION, INC.ALL RIGHTS RESERVED

1995年公開のバイオレンス映画『デスペラード』で主演を務めて以来、そのセクシーなルックスと硬派なアクションで一躍ビッグスターとなったアントニオ・バンデラス。近年では『スパイキッズ』シリーズや『シュレック』シリーズなど、比較的ファミリー向け映画への出演が目立ち、 すっかり丸くなったかと思われた彼だが、11月19日(土)より公開されるノワールアクション『THE BIG BANG ザ☆ビッグバン!!』では、ハードボイルドな主人公を堂々と演じきっている。

バンデラス扮する、しがない私立探偵の主人公は、行方不明の女を捜してほしいとの依頼を受け、しぶしぶながらも協力することに。だが、捜索の過程で接触した人間たちが奇怪な死を遂げ、自身も何者かに尾行されるなど、不可解な出来事ばかりが相次ぐ。徐々に明かされる依頼主の素性や、壮大な実験を企てる大富豪の登場と、次々に連鎖する謎を前に、探偵は困惑しつつも奮闘していく。

本作でバンデラスが見せているのは、初期のペドロ・アルモドバル作品で印象的だった繊細なイメージ、さらにハリウッド大作で多くの女性を魅了した力強くセクシーなイメージとも違う、くたびれた中年男としての姿だ。血を垂れ流しながら泥臭く立ち回りつつ、時折切れ味鋭いアクションも披露する様には、新たなバンデラスの顔を垣間見ることができるはず。

さらに、一見ありがちな探偵ものに思える本作だが、中盤以降にとんでもない展開が待ち構えていることに驚かされる。というのも、量子力学や素粒子物理学、果ては宇宙誕生の秘密にまで話が及び、単なる探偵ドラマとは思えない飛躍を見せるからだ。散りばめられたそれらの謎が明かされていく様は極めてスリリングで、気がつけばあなたもスクリーンから目が離せなくなっていることだろう。

ペドロ・アルモドバル監督と20年ぶりに組んだ最新作『The Skin I live in』の日本公開(未定)が待たれるバンデラス。彼の渋く光る演技と、想像を超えた物語展開が起こす絶妙な化学反応を是非味わってみてほしい。【トライワークス】

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