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「人として温かいと思う」声優の竹内順子が語るナルトの成長

2011年7月31日 15:30

ナルトの声を演じる竹内順子

7月30日より公開された『NARUTO ナルト』の劇場版アニメ最新作『劇場版NARUTO ナルト ブラッド・プリズン』(以下『ブラッド・プリズン』)、同時上映『炎の中忍試験! ナルトvs木ノ葉丸!!』(以下『ナルトvs木ノ葉丸!!』)。ナルトを演じる竹内順子に、2作品についてインタビューした。

『ブラッド・プリズン』は、ハードボイルドや推理小説作家として活躍する東山彰良が脚本を担当。無実の罪により監獄・鬼灯城へ送られたナルトが、城に隠された世界の平和にかかわる陰謀に迫っていくというストーリーだ。その魅力の一つは、冷酷に囚人を監視する城主の無為(声:てらそままさき)や、いわくありげな囚人・マロイ(声:上川隆也)、草隠れの暗部を名乗る忍(しのび)の竜舌(声:園崎未恵)といったミステリアスな登場人物たち。

竹内の注目は、「上川さんが演じたマロイですね。ひょうひょうとしていて、味方なのか敵なのか最後の最後までわからないんです。基本的に自由に動いているけれど、要所で物語を転がしているところも面白い。もし私が40代から50代くらいの男性の役者だったら演じてみたいと思ってしまいます」と、役者の視点で答えてくれた。

城の秘密と共に、こうした人物たちの真意も明かされていく。「彼らが抱えてきた思いが何なのか、それが物語における最大の謎ではないだろうかと。彼らの“心の中のミステリー”が解かれた時、『ナルト』らしいテーマも見えてきて、その骨太さを感じていただけると思います」。「ナルト」が繰り返し描いてきたテーマ、すなわち親子や師弟の絆は、本作でもキーワードとなっているようだ。

また、短編の『ナルトvs木ノ葉丸!!』では、ナルトの弟分だった木ノ葉丸(声:大谷育江)が、格上のナルトを相手に本気の真っ向勝負! 竹内は、「正直言うと、アフレコ中は“木ノ葉丸頑張れ!”という気持ちでした(笑)。でも、ナルトは力の差など関係なし、手加減なしの真剣勝負でぶつかっていく。そういうのって、すごく男の子っぽくて良いですよね。ナルトはちゃんと相手の考えをくみ取って、向き合えるようになっている。最近のナルトは、人として温かいんですよ」と、その成長に目を細めていた。

映画は全編を通して、目を楽しませる忍術アクションも満載だ。鬼灯城から脱出しようとする場面では、ナルトの忍者らしい知恵に思わず“あっ”と声をあげて驚きそうになる。映画の題材に引っかけて、竹内に「脱出したいことは?」と聞いてみた。「安定志向から脱出しなきゃと思いますね。ふいに守りに入ったり、これで良いやと思ったりしてしまうんです。でもそれじゃあダメだと、木ノ葉丸も戦って示してくれた(笑)。とりあえず今年いっぱいは、もうちょっと頑張っちゃおう!という気持ちでいきたいです」。【Movie Walker】

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