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ハリポタ全作のプロデュースを務めたデイビッド・ヘイマン「信念を貫いてやり遂げたよ」

2011年7月23日 14:00

シリーズ全作でプロデュースを務めたデイビット・ヘイマン | [C] 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights [C] J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and [C] Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

――1997年にJ.K.ローリンズに映画化権をもらいにいった時に「どんなことがっても、最後の最後まで僕が責任をもって映画化する」と約束したと仰っていました。14年かけて果たした約束について、現在のあなたの気持ちを教えてください

「最初に本を読んでから14年が経ち、最初の映画が公開されてから10年が経ちます。実は数週間前にJ.K.ローリングさんと一緒にお昼を食べたのですが、彼女はまだこの新作を見ていないので、きっと楽しみにしてくれていると思います。僕と同じように彼女にとってもこれは長い旅路だったのできっとそれを楽しんでくれていたんだろうと、そして彼女もまた名残惜しいんだろうなと思います」

――シリーズ完結ということで感慨深いものがあると思います。これまでで一番の思い出は何でしょう?

「やはり一番感動したのはダニエルとエマとルパートが大人に成長するのを見られたことに感動しました。というのは、彼らはこうして立派に成長したけれでも、とても謙虚なんです。特にダニエルは撮影の初めから最後まで10年間、つきっきりでやってくれましたが、とても良い子なのです。たとえば彼はメイクアウィッシュファンデーションという慈善事業があり、この団体は余命わずかな子供たちの願いを叶えようという活動をしているんですね。そういう人たちが来た時にダニエルはわざわざ彼らのために時間を割いて彼らに会ってあげていました。その団体以外でも、学校の友達が来たり、友達の友達が来たりしてもちゃんと一緒に時間を過ごしてくれていました。そしてこの3人とも偉そうにしない、非常に謙虚な方たちです」

――最後の撮影が終わった時、ダニエル、エマ、ルパートの3人にどんな言葉をかけましたか?逆に彼らから何か言われたことがあれば教えてください

「最終日はみんな涙を流していましたね。PART1の終盤に近いシーンなのですが、ルパートとダニエルとエマとピーターが魔法省から逃げるシーンをブルースクリーンの前で撮影していて、デイビット・イエーツ監督がそこで『カット』と言っておしまいになったわけですね、その後、みんなで抱き合って、死の秘宝PART1のトレーラーを眺めて。そういうことをしていたのですが、最後はデイビット・イエーツ監督がスタジオを去る時に最後にみんなで泣いて、とても感動的な最終日になりました」

――このシリーズが完結まで続けることができた最大の理由は何でしょうか?

「この映画は確かに成功したのですが、本なしでの成功はあり得なかったなと思うんですね。なぜこの本が素晴らしかったかというと、親子でシェアしながら読める、親も子も両方とも楽しめるという点です。なぜなら素晴らしいテーマも入っているし、面白いアイデアも入っているし、この世界観がとにかく素晴らしいというところがみんなを引きつける理由だと思います。大人が読むと自分が子供の頃に読んだ本を思い出すし、子供は単純に楽しむことができますよね。設定も学校が舞台になっている。誰でも学校に行くし、ハーマイオニーとかハリー・ポッターのようなクラスメイトがいたかもしれない。非常に親しみやすく共感できるのだと思います。J.K.ローリングさんは作家としてすごく素晴らしいと思います。映画を見るもう一つの楽しみは、ダニエルとルパートとエマが、見ている方と一緒に成長していった、そんな感じがあるので親しみやすいものになっていますよね」

――プロデューサーとして全作に携わる中で、シリーズが完結する今だから明かせるシリーズの危機や、影での苦労などがあれば教えてください。また、シリーズの途中で「最終エピソードまで映画化できないかも」と思ったことはありましたか?

「特に苦労して壁にぶち当たったということはなかったですね。いつも楽しみにしていました。当初、本のシリーズが成功する前に色々な話があった。たとえば舞台はアメリカにしようかとか、ハリーの役をアメリカ人の男の子にしようかという話もあったが、それらは却下になりました。私自身、失敗してしまうかもしれないと怯えることはなく、もちろんどんな映画を作るにあたっても、一抹の不安というのはありますよね。みんながうまく反応しないんじゃないかとか、喜んでくれるのかとか。特にファンの人は喜んでくれるのかという不安はありましたが、私たちが一番のコアファンであり、自分が自分に一番厳しいので、私たちが満足すれば、きっとそれはうまくいくだろうと信じていました。そういう難しさはあったが、失敗してしまうかもと怯えていてはきっと何もできなくなるから、そういう気持ちはなるべく抑えるようにしていましたね。とにかく信念を貫いてやり遂げた次第です」

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