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スタッフ&俳優7人の超低予算SF映画が大成功した秘訣はチラ見せ?

2011年7月21日 14:00

壁画で描かれるような触手系モンスターが地球に来襲している世界が舞台 | [c]Vertigo Slate 2010

クエンティン・タランティーノやピーター・ジャクソンといった巨匠監督が大絶賛した話題の映画『モンスターズ 地球外生命体』が7月23日(土)より公開される。本作は地球外生命体の増殖により、危険区として隔離されてしまったメキシコが舞台。カメラマンの男と社長令嬢がエイリアンから逃れるため、危険な地帯を抜けて、アメリカ国境へ避難する道のりを描いたSFモンスター映画だ。

総製作費130万円、俳優2名、スタッフ5名というSF映画ではありえない小規模かつ超低予算の作品だが、これまでカンヌ国際映画祭をはじめとした世界各国の映画祭で多くの賞を獲得している。本作がここまでの成功を収めた理由は、超低予算を逆手にとった、あえて見せないという演出だ。鳴き声が響き、迫って来る気配はあるものの、なかなか姿を現さず、見えそうで見えないモンスターの存在が、観客の恐怖心をじわじわとあおり、一瞬も飽きさせない映像を作り出している。モンスターがなかなか姿を見せないSF映画としては、日本でも公開された『クローバーフィールド HAKAISHA』(08)や『ミスト』(07)といった作品があるが、それらに通じるスリル感を味わわせてくれる。

しかも、本作が長編デビューとなったギャレス・エドワーズ監督は、無名で若手の新人ながら、その手腕が高く評価され、2012年公開予定のハリウッド大作『GODZILLA』の監督に決定。一気にメジャー監督への階段を駆け上がっていることも話題を呼んでいる。既に映画を見た業界関係者からは、昨年公開されて話題を呼んだ低予算SF映画になぞらえて“ポスト『第9地区』(10)”と評価する声も上がり、ブレイクを予感させる。どこで出現するかわからないモンスターの正体も気になるところだ。是非スクリーンで確認してもらいたい。【トライワークス】

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