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アントニオ・バンデラスの名演に酔う…『ペイン・アンド・グローリー』予告映像が解禁

2020年3月27日 9:00

スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督最新作の予告映像が完成 | [c]El Deseo.

第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、世界中の批評家から大絶賛を獲得。第92回アカデミー賞では主演男優賞と国際長編映画賞にノミネートされたペドロ・アルモドバル監督の最新作『ペイン・アンド・グローリー』の公開日が6月19日(金)に決定。このたび最新の予告映像が解禁された。

アルモドバル監督自身のキャリアにおける葛藤など、自伝的要素が含まれた本作。創作意欲も果て、引退同然の生活を余儀なくされていた世界的映画監督のサルバドールのもとに、彼が32年前に撮った作品の上映依頼が届く。それをきっかけに、幼いころの記憶を辿るようになったサルバドール。過去の“痛み”との再会を経て、もう一度生きる力を呼び覚まそうとする…。

このたび解禁された予告映像では、アントニオ・バンデラス演じる主人公サルバドールが失意と孤独に深く潜り込んだ日々を送る姿から幕を開ける。そして、アルモドバル作品のミューズであるペネロペ・クルスが演じる美しい母親の横顔を回想しながら、痛みと向き合おうをする様子が、美しい陽光と色彩豊かな映像で映しだされていく。

そんな予告映像で流れるのは、本編でも幼少時代のシーンで使用されているイタリアの人気女性シンガーのミーナが歌う「Come sinfonia」。アルモドバル監督は「ミーナは私を感動させてくれる芸術家であり、家族のような存在。そしてこの曲は1960年代の上品さ、なにもすることのない楽しい夏の感覚を表現している」と熱烈な賛辞を送っている。

アルモドバル監督の手掛けた『セクシリア』(82)で映画デビューを飾って以来、スペインとハリウッドを股にかけて活躍してきたバンデラスが新境地に挑み、キャリア最高と称される名演を見せてくれる本作。全盛期から衰えることのないアルモドバル監督の手腕が発揮された甘美で優雅な物語に、きっと誰もが心奪われることだろう。

文/久保田 和馬


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