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本編も良いけど、エンドロールも異常に盛り上がる映画って?

2011年6月24日 18:13

子供たちが劇中、8mmカメラで撮影した映画がエンドロールで見られる | [c]2011 PARAMOUNT PICTURES ALL RIGHTS RESERVED.

映画を見て、物語が終わるとすぐに立ち上がる“エンドロールは見ない派”の人って結構いるはず。でも、中にはそういう人が“大損”してしまう映画もある。『SUPER8 スーパーエイト』(公開中)と、『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』(7月1日公開)のそんな映画だ。この2本、本編もかなりの面白さなのだが、エンドロールも異常に盛り上がり、ドカンドカンと笑いが飛ぶ。その理由とは?

エンドロールが終わるまで立たせない作戦にこだわった映画は、これまでにもたくさんあった。有名なのは、エンドロールにNG集を流すジャッキー・チェンの映画や、同じくCGアニメで出るわけのないNGシーンをわざわざ作って流すピクサー映画などもそう。やっぱり作り手としては、最後の最後まで映画を見てほしいのは当然の話だ。『SUPER8』の場合は、劇中で子供たちが8mmカメラで撮影したゾンビ映画が流される。これがゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロにオマージュを捧げたような映画で、B級テイストがたまらない。目一杯、背伸びして大人役を演じる子役たちもかなり良い。

『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』では、劇中で酔っ払った彼らが一夜の内にしでかしたエピソードの幾つかが、エンドロールで明かされるという構成だ。これはデジカメに記録した映像を見ていくというものだが、身も蓋もない内容で大爆笑必至。一作目も同じ作りだったが、今回も「待ってました!」って感じでガハガハ笑ってしまった。

くどいようだが、エンドロールだけではなく、この2本は笑いと感動が詰まっていて最高に面白い作品だ。加えてスペシャルなおまけ付きって感じで、得した気分が味わえるご機嫌な映画でもある。世知辛いこの時代、映画館へ行って日常を忘れ、思い切りその世界観を楽しんでほしいものだ。【文・山崎伸子】

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