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32歳で命を絶った“非正規歌人”の歌集『滑走路』が、水川あさみ、浅香航大、寄川歌太で映画化!

2020年3月25日 6:00

共感呼ぶ異例のベストセラー短歌集が映画化! | [c]2020「滑走路」製作委員会

いじめや非正規雇用など自らの経験をテーマに短歌を発表し続け、32歳で命を絶った“非正規歌人”萩原慎一郎の歌集「滑走路」が水川あさみ、浅香航大、寄川歌太の出演で映画化されることが決定、2020年秋に公開される。

萩原の初の歌集にして遺作となった「滑走路」。苦難のなかで生きる希望を歌った295首は、苦悩を抱える人へのエールとして多くの共感を呼び、自費出版がメインの歌集において累計8刷30500部という異例のヒットを記録している。

【写真を見る】現代社会に生きる人々の苦悩と希望を描く、萩原慎一郎の歌集「滑走路」 | [c]2020「滑走路」製作委員会

このたびの映画化では、萩原の歌集から着想を得てオリジナルストーリーとして脚本化。1月期の連続ドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」や劇場アニメ『ジョゼと虎と魚たち 』(2020年夏公開)の公開も控える桑村さや香が脚本を手掛け、『シン・ゴジラ』(16)や『マチネの終わりに』(19)など数多くの作品で助監督として活躍する大庭功睦がメガホンをとる。主演を務めるのは、今年『喜劇愛妻物語』の公開も控える水川あさみ。30代後半に差し掛かり、将来への不安を抱える切り絵作家の翠役を演じる。また、非正規雇用者の自殺問題に向き合いつつ、自らも過重労働に苛まれる厚生労働省の若手官僚の鷹野役を浅香航大、幼馴染をかばったことでいじめの標的にされてしまう中学二年生の学級委員長役を寄川歌太が演じる。

すでに撮影は終了し、現在編集作業中の本作だが、大庭監督は「桑村さんとの脚本作り、また撮影の現場において常に心がけていたのは、萩原さんの『繊細な感受性、優しい眼差し』を失わないことです」と回顧。さらに映画化に際して、原作者の萩原慎一郎の両親は「慎一郎が空を飛ぶための翼になると願った三十一文字が、皆さまの心に届きますように祈っております」とコメントを寄せている。現代社会で苦悩を抱えながらも、懸命にもがき生きる人々の背中を押す人生賛歌の映画化に期待したい。

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