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東出昌大、不倫報道後初イベントで“三島愛”明かす「オファーに心躍った」

2020年3月17日 15:35

急遽、囲み取材に応じた東出昌大
急遽、囲み取材に応じた東出昌大

俳優の東出昌大が3月17日、スペースFS汐留で開催されたナレーションを務める映画『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』(3月20日公開)の公開直前トークイベントに出席。東出にとっては、不倫報道が出てから初の公の場。三島への想いを明かすとともに、トークイベント後には急遽、囲み取材に応じて「このたびはお仕事の関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と神妙な面持ちで謝罪。「もっとも謝罪しなければいけないのは妻に対してだと思っています。これ以上妻を傷つけたくはありません」と妻で女優の杏について触れ、「一生消えない傷を負わせてしまった」と声を振り絞った。

【写真を見る】指輪なしの東出昌大、たくさんのマイク、カメラを前に深々と謝罪…心労からか体型もほっそり
【写真を見る】指輪なしの東出昌大、たくさんのマイク、カメラを前に深々と謝罪…心労からか体型もほっそり

「毎日、妻と子どもに対して申し訳ないという気持ちがありました」といまの心境を明かした東出。過ちは「私生活においても、仕事においても、おごり、慢心のようなものがあった」からだと話し、自分から今後の仕事への希望を語ることはできないとしつつ「今回の件でたくさんの人を傷つけた。家族、お仕事の方、友人、たくさんの人を裏切りました。その傷をすっかり癒せることも、犯した過ちをすっかりなくすこともできない。今後は人を裏切らず、最善を尽くして、ご迷惑をおかけした方にもご恩がある方にも、お返ししていきたいと思います」と身の振り方について語っていた。

『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』は3月20日より公開
『三島由紀夫VS東大全共闘 50年目の真実』は3月20日より公開

本作は、1969年5月13日東京大学駒場キャンパス900番教室で行われた三島由紀夫と、東大全共闘との伝説の討論会の様子を軸に、三島の生き様を映したドキュメンタリー映画。イベントには、豊島圭介監督も登壇した。

東出は、三島が書きあげた日に生涯を閉じた、“最後の”長編小説「豊饒の海」の舞台化にも出演し、多くの三島作品を読破していることから、本作のナレーターとして白羽の矢が立った。東出は「豊島監督とはドラマで2作、一緒に仕事をさせてもらった。監督とご一緒できることもうれしかった。三島由紀夫のいちファンだったので、心が踊った」とオファーに感激しきり。

豊島監督からは、ナレーション録りをする前に長文のメールをもらったという。東出は「三島由紀夫が市ヶ谷駐屯地で配った『檄(げき)』という文章がある。当時の三島は将来の日本を憂いていた。監督からのメールには、現代の状況を憂う言葉がたくさん散見された。そういった気概に共鳴しつつ、本作に臨みたいと思った」とナレーションに込めた想いを語った。

東出の“三島愛”を知って感銘を受けたという豊島監督は、東出のナレーションについて「映画が生まれ変わるような気がした。本当にお願いしてよかった」と大絶賛。「映画を観て、さらに理解が深まった」という東出は、「学生運動の詳細をご存知なくても、900番教室で激論を交わした大勢の熱量を持ち帰れると思う。僕もシビれた。若い世代の方にも観ていただきたい」といま三島についての映画が公開される意義を語っていた。

取材・文/成田 おり枝

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