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不朽の名作にトラウマな異色作も?『映画ドラえもん』全40作をポスターと振り返る【前編】

2020年8月15日 13:30

漫画の連載スタートから今年で50年という節目を迎えている「ドラえもん」。劇場版は『映画ドラえもん のび太の新恐竜』(公開中)で、1980年の1作目から数えて40作目となる。そんな記念すべき本作の公開に向けて、これまでの劇場版のなかから印象的なタイトルをポスターと共にピックアップして振り返り!前編では1980〜99年までの20作をプレイバックしていきたい。

すべてはここから始まった!『映画ドラえもん のび太の恐竜』

『映画ドラえもん のび太の恐竜』(80)
『映画ドラえもん のび太の恐竜』(80)[c]藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1980

記念すべき映画1作目となる『映画ドラえもん のび太の恐竜』(80)。首長竜の卵の化石を発見したのび太は、その卵を孵化させピー助と名付け育てることに。しかし現代では飼育が難しいため、恐竜ハンターの妨害に遭いながらも白亜紀の元いた場所に戻してあげようと奮闘する。ピー助との別れなど涙なしには観られないこの1作は、『ドラえもん』映画のなかでも特に人気が高く、2006年にはテレビアニメのリニューアル後初めての劇場版『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』でリメイクもされた、まさに『ドラえもん』映画の原点と言える作品だ。

芝山努の記念すべき監督1作目『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』

『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』(83)
『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』(83)藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1983

劇場版の監督を22作連続で務めた芝山努が初めて監督に抜擢されたのが、映画4作目となる『映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城』(83)。海底でのキャンプに出かけたドラえもんたちが、地上をも滅ぼしかねない海底国家アトランティスのミサイル発射システムの暴走を止めるようと奔走する。人工知能を持った水中バギーが見せる勇姿が感動的であり、このキャラの声を担当した三ツ矢雄二は、以降の『ドラえもん』映画にもたびたびゲスト出演を果たすことになる。

シリーズ屈指の名作『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』

『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』(86)
『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』(86)[c]藤子プロ・小学館・テレビ朝日 1986

『映画ドラえもん のび太と鉄人兵団』(86)は、ロボット惑星メカトピアから地球侵略にやってきた鉄人兵団と、ドラえもんやのび太たちとの戦いが描かれるシリーズ7作目。のび太たち一行はもちろん、敵側から人間の心に触れて改心する少女型スパイロボットのリルルの活躍や、彼女としずかとの友情が印象的な1作だ。2004年に行われたファン投票企画“ドラデミー賞”では、リルルがゲストキャラクター賞に選ばれるなど、深く愛されている作品で、2011年にリメイクもされている。

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