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これがギレルモ・デル・トロの原点!トラウマ必至の最恐モンスターたちが蘇る<写真20点>

2020年2月14日 20:30

怪しげな本を手にしたことから恐ろしい事態に巻き込まれていく | [c]2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

『シェイプ・オブ・ウォーター』(17)で第90回アカデミー賞監督賞を受賞したギレルモ・デル・トロが、若いころに多大な影響を受けた同名児童書を原作に企画・制作・ストーリー原案を務めた『スケアリーストーリーズ 怖い本』が2月28日(金)より日本公開される。このたびデル・トロやメガホンをとるアンドレ・ウーヴレダル監督らが伝説的な原作の魅力について語る特別映像を独占入手した。

本作の原作は、人気作家アルビン・シュワルツが全米各地の怖い話をまとめた短編集。1981年に第1巻が刊行されるや子どもたちの恐怖心と好奇心をつかみ、瞬く間にベストセラーとなるが、スティーヴン・ガンメルが描いたおどろおどろしい挿絵と道徳的でない内容に親や教師からの批判が殺到。全米の学校図書館に置くことが禁じられた曰く付きの作品として知られている。

ギレルモ・デル・トロが短編集である原作をひとつの長編に再構築! | [c]2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

そんな原作を映画化するにあたり、オムニバス形式ではなく一つの長編にしたいと考えたデル・トロは、作家志望のステラを主人公にしたストーリーを考案。ハロウィンの夜に町外れの幽霊屋敷に忍び込んだステラたちが、噂に聞いた怖い話の数々が綴られた一冊の本を見つけることから物語がはじまり、その日を境に仲間たちがひとり、またひとりと姿を消し、本には毎夜新たな物語がひとりでに書き足されていくという物語が展開していく。

「原作は焚き火を囲んで話す怪談のようにシンプルなものだ」と語るデル・トロは「子どもの頃から怖かった思い出の本だが、いまも楽しめるんだよ」と、原作の持つ普遍的な魅力は出版から40年近く経ったいまでも世代を超えて楽しめるものだと熱弁をふるう。そして「僕たちはもっとも愛された怖い話を再現したんだ。映画の主人公は子どもたちと本に書かれた物語とのバランスだ。出来上がりは怖くもあるが、とても楽しいものになっているんだ」と自信をのぞかせる。

その本を持ち帰ったことから、仲間たちに恐ろしい影が忍び寄る… | [c]2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

一方で、『トロール・ハンター』(10)と『ジェーン・ドゥの解剖』(16)で国際的に高い評価を得たウーヴレダル監督はノルウェー出身ということもあり、監督のオファーをもらうまで原作を知らなかったことを告白。「多くの物語があって、シュワルツとガンメルの世界を知るのは面白い体験だった」と、すぐさま原作に夢中になったことを振り返った。

そして「原作で一番怖い部分は挿絵だ。その要素に敬意を払い、よく研究して、絵に忠実なモンスターを再現したんだ」と、“カカシのハロルド”や“ジャングリーマン”など、登場する最恐モンスターたちの造形に強いこだわりを持ったことを明かす。その驚くべき再現度の高さには、ルース役のナタリー・ガンツホーンも「まるで本の中の絵が飛び出してきたみたい!」と大興奮。

【写真を見る】閲覧注意!原作の“怖すぎる”挿絵と忠実に再現されたモンスターを比較<写真20点> | [c]2019 CBS FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.

これまで『パンズ・ラビリンス』(06)のペイルマンやパン、『シェイプ・オブ・ウォーター』の“不思議な生きもの”など、奇怪でありながらもこの上なく美しいモンスターたちを生みだしてきたデル・トロの“クリーチャー愛”の原点ともいえる本作。是非とも劇場で、世代も時代も超えて愛される“怖い話”と、トラウマ必至のモンスターたちのビジュアルを目撃してみてはいかがだろうか。


文/久保田 和馬


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