• NEWS

17年の時を越え“日本映画初のヘアヌード”が無修正完全版で復活

2011年5月27日 20:30

日本映画初のヘアヌードが話題になっただけに待ち望まれた無修正版が遂に登場 | [c]1994 G・カンパニー/東亜興行株式会社

鈴木砂羽の衝撃デビュー作にして、“日本映画史上初”のヘアヌードシーンが当時の話題をさらった映画『愛の新世界』。1994年に劇場公開された際にはヘア解禁状態だったものの、その後発売されたLD、VHS、DVDのパッケージメディアは全てモザイク処理が施されたものしか存在しなかった。今回、5月27日(金)に新たに発売されるDVDは“無修正完全版”と銘打たれているように、劇場公開時と変わらない映像を見ることができる。

そもそも日本では、アンダーヘアが写っているか否かをわいせつの判断基準に、写真表現の規制や取締りがなされてきた。映画界も同様で、劇場での公開前に行われる映倫の審査により、ヘアが写っている作品は必ずぼかしをかけなければならないという規則があったのだ。だが、ヘアの描写のみにこだわる傾向は先進国でもあまり例がない。そのため、主に洋画を中心として、芸術性の高い作品や、ヌードが重要なテーマの作品にもぼかしがかけられ、作品の意図が損なわれてしまうケースも発生していた。1990年代初頭からはその傾向が緩み、幾つかのヘアヌード写真集が発売。それを機に、映画も性行為と直接に関係しないシーンなどに限り、修正が行われないようになり、本作の日本映画史上初ヘアヌードが実現したのだ。

鈴木砂羽と片岡礼子のヘアヌードシーンが注目な本作ではあるが、豪華キャストの共演も面白い。主演のふたりのほかに、宮藤官九郎、阿部サダヲ、哀川翔、杉本彩、武田真治、萩原流行といった個性的な俳優陣が出演しており、若々しい姿に驚かされるはず。特に宮藤と阿部は、鈴木との濡れ場にも挑戦している。

本作は島本慶の風俗ルポエッセイと、アラーキーこと荒木経惟の写真がコラボした同名の書籍が原作。成人指定映画ではあるが、女ふたりの生が爽やかに描き出されており、各映画賞、新人賞を受賞するなど、青春映画の傑作としても知られる一作だ。無修正版でのリリースを待ち望んでいたファンだけでなく、未見の方も、是非この機会に衝撃的な本作の魅力を堪能してみてほしい。【トライワークス】

■愛の新世界 無修正完全版
発売:5月27日(金)
価格:3,990円
発売元:G・カンパニー
販売元:オデッサ・エンタテインメント

関連映画ニュース

[c]1994 G・カンパニー/東亜興行株式会社| (C)Yayoi Kusama| [c]BeeTV| [C]「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」製作委員会| [c]東京スポーツ新聞社/GraveGrinder/ティーエムシー| [C]2011映画「毎日かあさん」製作委員会| [c]2009 "Torso" Film Partners