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『マイ・バック・ページ』記者会見で妻夫木聡「今よりパワーがあった」と1960、70年代を語る

2011年5月25日 16:01

大阪で行われた『マイ・バック・ページ』記者会見に出席した、左から、松山ケンイチ、妻夫木聡、山下敦弘監督
大阪で行われた『マイ・バック・ページ』記者会見に出席した、左から、松山ケンイチ、妻夫木聡、山下敦弘監督

実在した事件を基に、若きジャーナリストと活動家の交錯を描いた『マイ・バック・ページ』(5月28日公開)の記者会見が5月24日、大阪・堂島ホテルで行われ、出演者の妻夫木聡、松山ケンイチと山下敦弘監督が出席した。

過去に8年間、大阪に住んでいた山下監督は、本作の神戸撮影のために関西へ。撮影期間のエピソードを「クランクイン後の最初二週間は神戸で撮影していたのですが、スケジュールに余裕があったので、妻夫木くんとは食事に行って話し込み、(妻夫木演じる)沢田というキャラクターを作り上げました。すごく重要な期間でした」と振り返った。山下監督の魅力について、妻夫木は「山下監督は、見た目が面白くて、可愛らしい(笑)」と照れながら紹介し、「監督の映画は人間の良いところばかりではなく、悪いところも見せて、その『人間って駄目だな』と思うところが逆に可愛く見えてくる。撮るのがすごく上手い方で、この方の演出を受けてみたいと思っていました。(普段)映画を見た時にコメントを求められることが多いですが、自ら『コメントを出させてください』と言ったのは、監督の『天然コケッコー』(07)だけ」と、山下監督とのタッグを喜んだ。山下監督の作品には、『リンダ リンダ リンダ』(05)以来、二度目の出演となった松山は、「『リンダ リンダ リンダ』の時はお芝居がわからなくて、ついていくのに必至でした。監督には助けていただいた」と苦労をのぞかせ、感謝を述べた。

1960年代終わりから1970年代初めが舞台の本作だが、妻夫木は「今の時代を生きる僕としては、1960、70年代は今よりパワーがあった。この前の中国万博もすごかったですが、大阪万博はあの時代にあの技術を持っていて、とても誇れると思った。岡本太郎展に行ってわかったのですが、人間の可能性は限りない。想像は自由で良いと思う。何かに向かっていく、何かを見据えたうえでのはじめの一歩が60年代、70年代は感じる」、松山も「この時代のマンガ原作(『カムイ外伝』(09)、「銭ゲバ」)の仕事をやらせてもらう機会がありましたが、今のマンガと違って、大きなものに向かって戦いに挑んでいく、勝ち取っていく。当時の若い人たちは見ている方向が違うんだと、とても興味があった」と、それぞれが感慨深く語った。

会見の最後にはダルマに目を入れ、本作のヒットを願った。【Movie Walker】

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