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『男はつらいよ』50作目完成に“さくら”倍賞千恵子が涙!吉岡秀隆が「お母さん、大丈夫ですよ」

2019年12月26日 20:14

“寅さんファミリー”総勢13名が大集合!感動の舞台挨拶となった

「男はつらいよ」シリーズの50作目の新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』(12月27日)の公開前夜を記念した舞台挨拶が12月26日に丸の内ピカデリーで開催され、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、笹野高史、夏木マリ、浅丘ルリ子、山田洋次監督の“寅さんファミリー”総勢13名がズラリと登壇。それぞれが寅さんと渥美清へ感謝の言葉を述べるなか、寅さんの妹、さくらを長年演じてきた倍賞が「きっとお兄ちゃんも喜んでくれていると思います」と涙。さくらの息子、満男役の吉岡が「お母さん、大丈夫ですよ。見守ってくれています」と励ますと、会場から大きな拍手が沸き起こった。

吉岡秀隆が温かな言葉をかけた

主人公の“寅さん”こと車寅次郎(渥美)が、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒動を巻き起こすさまをつづる本シリーズ。最新作では生みの親である山田洋次監督のもと、4Kデジタル修復されてよみがえるシリーズ映像を交えながら、新たなる物語を描きだす。山田監督は「50年前から、第1作からずっとこの映画を一緒になって作ってきた、大勢のスタッフ、俳優さん。いまは亡くなった方もいますが、その全員で作り上げた作品」と語り、大きな拍手を浴びた。

倍賞は「50年前から長い、長い映画を撮っていて、やっと出来上がった」と感無量の面持ち。「そこにお兄ちゃんがいたらどうだったかなと思うんですが、どこで見ていて、『おう!山田さん、よく頑張ったな』とか、『さくら、よく頑張ったじゃないか』と言ってるんじゃないかという気がしながら、撮影していました」と振り返ると、思わず涙ぐみ、「だからきっと、お兄ちゃんも喜んでくれていると思います」と声を震わせた。

母役の倍賞に温かな言葉をかけた吉岡は「ずっと長い、長い、寅さんを探す旅に出ていたような気がします。こうして無事に旅を終えられたのも、ずっと渥美さんが見守ってくださたおかげ」としみじみ。

さくらの夫、博役の前田は「博です」と口火を切り、「“くるまや”の2階を兄さんがいつ帰ってきてもいいように、掃除機ではなくホウキとハタキで掃除しております」と笑顔でコメント。倍賞が「社会や世間、役者として、なによりも人間としていろいろなことを学ばせていただいた。この映画に出演できて、生きててよかったと思っております。ね、あなた」と語りかけると、前田が「はい。生きててよかった!」と答えるなど、ナイスコンビネーションを見せて会場を喜ばせていた。

取材・文/成田 おり枝

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