「ルパン三世」偉大なる先輩から大役を引き継いだ栗田&浪川&沢城&山寺が抱えた葛藤とは? |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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イベント 2019/12/6 19:14

「ルパン三世」偉大なる先輩から大役を引き継いだ栗田&浪川&沢城&山寺が抱えた葛藤とは?

次元役の小林清志は二代目・石川五ェ門役の井上真樹夫を悼んだ
次元役の小林清志は二代目・石川五ェ門役の井上真樹夫を悼んだ

「ルパン三世」シリーズ初の3DCGアニメーションとなる『ルパン三世 THE FIRST』の初日舞台挨拶が12月6日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、広瀬すず、吉田鋼太郎、藤原竜也、山崎貴監督が登壇。小林が11月29日に亡くなった二代目・石川五ェ門役の井上真樹夫を悼むと共に、栗田をはじめ、浪川、沢城、山寺が偉大なる先輩から大役を引き継いだ思いについて語った。

レギュラー声優陣がズラリと登壇!
レギュラー声優陣がズラリと登壇!

1967年に「漫画アクション」にて連載がスタート、1971年にはテレビアニメ化され、誕生から50年以上経ったいまでも老若男女問わず人気を誇る「ルパン三世」を、23年ぶりに長編アニメーション映画化した本作。初代ルパンが唯一盗むことに失敗した秘宝“ブレッソン・ダイアリー”をめぐる、お宝争奪戦を描く。舞台挨拶の冒頭、71年のアニメシリーズ開始から次元役を担当している小林は「井上真樹夫くんが亡くなりました。斬鉄剣も泣いている。安らかに眠ることを希望しています」と追悼のコメントを寄せ、次元役について「もう少しやらせてください」と語り、大きな拍手を浴びた。

1995年より、先代のルパン声優である山田康雄からバトンを受け取った栗田は「それまでは20秒くらいのルパンのモノマネをやっていた。1時間50分くらい作品のルパンをできるわけがないというところから始まった」と振り返り、「右も左もまったくわからないまま始まった。覚えていなくいらい、いっぱいいっぱいだった。小林さんをはじめ皆さんが温かく包んでくださった。真樹夫さんにもずいぶん、かわいがっていただいた」としみじみと語った。

2011年から、石川五ェ門役を浪川、峰不二子役を沢城、銭形警部役を山寺が担当することになった。浪川は「なるべく五ェ門のイメージを崩さないように演じさせていただいております」と切り出し、「引き継いでから8年が経っていますけど、いまだに緊張しますし、常に先代を追っている感じがします」と告白。沢城は「増山(江威子)さんにお会いすると、お話ししているうちに好きになっちゃう。増山さんの魅力もあって、愛される不二子ちゃんになっているんだと思う。必死に8年やってきました」、山寺も「試行錯誤しております。尊敬する納谷悟朗さんの声がどうしても聞こえてくる」と先代への尊敬の念を明かしていた。

ゲスト声優を務めた広瀬は、連続テレビ小説「なつぞら」でも山寺&沢城と共演を果たしており「刺激的な時間だった」と2人と過ごした日々に感謝しきり。吉田の声を聞きながらアフレコに臨んだという藤原は「ルパンと共演したかった。しょうがないですね」、吉田も「俺だって」と丁々発止のやりとりを披露し会場も大爆笑。吉田は「でもいざ横に栗田さんや小林さんがいらしたら、(演技が)できなかったかもしれない」と恐縮していた。

取材・文/成田 おり枝

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