• Movie Walker TOP
  • ニュース
  • 「夫婦ってきっとこういう感じ」高橋一生&蒼井優『ロマンスドール』のキャスティング秘話
  • NEWS

「夫婦ってきっとこういう感じ」高橋一生&蒼井優『ロマンスドール』のキャスティング秘話

2019年10月04日 7:00

タナダユキ監督が小説誕生から映画化までの経緯を語る! | [c]2019「ロマンスドール」製作委員会

『百万円と苦虫女』(08)や『ふがいない僕は空を見た』(12)のタナダユキ監督が2008年に発表した同名小説を、原作者自らのメガホンのもと高橋一生と蒼井優の共演で映画化した『ロマンスドール』(2020年1月24日公開)。このたびタナダ監督が語る映画化の理由とキャスティング秘話が到着し、あわせて3枚の場面写真が解禁された。

本作は“ラブドール職人”という職業を題材に、強く惹かれ合いながらも時間と共に変わっていく男女の感情を繊細に映しだした大人のラブストーリー。美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚した哲雄は、自身がラブドール職人として働いていることを隠し続けていた。平穏に過ぎていく日常の中で仕事にのめり込んでいく哲雄は、次第に園子とセックスレスに。そしていよいよ夫婦の危機かと思った時、園子は胸の中に抱えていたある秘密を打ち明ける…。

「15年ほど前にラブドールの存在を知って、そのクオリティの高さと美しさに衝撃を受けました」と、“ラブドール職人”というセンセーショナルな題材を選んだ経緯を振り返るタナダ監督。「もともと職人に対する尊敬と憧れがありました。そこで“こういう素晴らしい技術を持った職人もいるんだ”と、自分が受けた衝撃を伝えたいと思い、同時に夫婦の物語も描きたいと思って“ラブドール職人が自分の仕事を妻に隠している”というストーリーラインができました」。

そうして誕生した原作は、2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され、大きな話題と共感を集めた。それから10年の時を経て、自らの手で映画化するに至った理由については「当時はラブドールという題材に時代がまだ懐疑的でした。その後、渋谷のギャラリーで展示会が実施された際に若い女性が長蛇の列がを作っていたんです。それを見て、いまなら映画化できる、純粋に作品として受け取ってもらえるのではないかと思いました」と明かす。

またタナダ監督は「昔から力のある俳優さんだと思っていた」と評価する高橋とショートムービーで初めてタッグを組み、「お芝居に非の打ち所がないだけでなく、すごく器用」と感じたそうで、「哲雄を託せるのは高橋一生さんしかいないと確信しました」と語る。また11年ぶりのタッグとなった蒼井についても「原作を出した時に、一番最初に『映画化すればいいのに』と言ってくれたのが蒼井さん。当時の彼女は20代前半でしたが、30代になったいまの蒼井さんに是非園子を演じてほしいと思いました」と、タナダ監督の理想としたキャスティングが実現したようだ。


『リリィ・シュシュのすべて』(01)以来18年ぶりの共演で、初の夫婦役となる高橋と蒼井。現場での2人のコンビネーションは抜群だったようで「やっぱりこの2人で間違いなかったと思いました」と自信をのぞかせるタナダ監督。「付き合いたての時期から、夫婦としてのズレを感じる姿や、ギリギリ崩壊しないように努力している様子など、“夫婦ってきっとこういう感じなんだろうな”と思うぐらい、本物の夫婦感がありました」と太鼓判。

このたび解禁された場面写真3枚には、“本物の夫婦感”があふれ出ている高橋と蒼井の姿が写しだされている。原作発表から10年かけて巡ってきた時代とキャストによって映画になった、美しくも儚いラブストーリーに期待は高まるばかり。また10月4日(金)には本作の重要なファクターであるラブシーンを想起させるティザービジュアルが使用されたミニクリアファイル付きムビチケカードも発売。いち早く入手して、公開に備えてみてはいかがだろうか。


文/久保田 和馬

関連映画

関連映画ニュース