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ロッテン・トマト驚異の満足度0%!?愛すべき“サイテー映画”たちが奇跡の公開!

2019年10月3日 00:30

その微笑ましいほどの酷さから、逆に世界中のファンから愛されてしまうという“レアな”映画たちがこの世には存在する。中でも“史上最低の映画”として歴史に燦然と輝く2本の名作(迷作?)が、『ムトゥ 踊るマハラジャ』(95)、『処刑人』(99)などの話題作を日本へ紹介したことでも知られる、映画評論家・江戸木純が総合プロデュースする特集企画「サイテー映画の大逆襲2020!」で、この冬まさかの復活を遂げる。

美女がひたすら踊り狂う!『死霊の盆踊り』が12月28日(土)に劇場で公開!
美女がひたすら踊り狂う!『死霊の盆踊り』が12月28日(土)に劇場で公開![c]1965 Astra Productions, under license from Vinegar Syndrome

12月28日(土)には、江戸木がつけた秀逸な邦題が有名な伝説的作品『死霊の盆踊り』(65)が公開。この作品は、満月の夜に人気のない墓地から蘇った夜の帝王が、闇の女王に命じて、不幸な死を遂げた女たちの浮ばれない霊を呼び出す。女たちは豊満な肉体を揺らしながら墓場でヌードになり、踊り狂い始め、たまたま墓場に迷い込んだカップルは、延々と死霊たちの裸踊りを見せられることに…という展開も何もない超前衛的なゲテモノ作品だ。

【写真を見る】あの“史上最低監督”の代表作が鮮やかに復活!(『プラン9・フロム・アウタースペース』)
【写真を見る】あの“史上最低監督”の代表作が鮮やかに復活!(『プラン9・フロム・アウタースペース』)[c]Legend films.

2020年1月11日(土)に公開されるもう1作品は、『死霊の盆踊り』で脚本を担当している“史上最低の映画監督”ことエド・ウッドの代表作で、没後に注目を集めるきっかけとなった『プラン9・フロム・アウタースペース』(59)だ。軍拡競争で自滅の道をたどる人間たちに警告するため、外宇宙からやってきた宇宙人が接触してくる。だが、平和のメッセージを理解できなかった人間は、宇宙人を攻撃してしまい、宇宙人たちは仕方なく墓場に眠る死者を蘇らせて人間を驚かせ、地球を征服しようとする…というなんとも突拍子のないストーリーとなっている。

驚くほどゆる〜い演出に棒読み丸出しの大根芝居、脈略のない大胆なストーリーや大げさな台詞回しに、女幽霊たちが狂ったように踊り続けるトップレスダンスの無間地獄、ダサすぎる衣装とチープな特撮など…もはや一周回って“超芸術的”とも思える、間の抜けた映像のオンパレードで、まさに最低映画と呼ぶにふさわしい2作品。にもかかわらず、そんな才能の無さを補うほどの映画愛が満ちており、観る者を恍惚とさせ、信じられない快感と爆笑の渦に陶酔させてしまうのだ。

『死霊の盆踊り』は、製作から54年ぶり、87年の日本初公開から32年ぶりのHDリマスターでのリバイバル上映。『プラン9・フロム・アウタースペース』は、製作から60年、デジタル・カラライズドによる“総天然色版”での日本初公開で、今回は劇場で楽しむことができる貴重な機会となっている。幾度となく繰り返し鑑賞される傑作たちとも、引けを取らないインパクトを放っているこれらの作品。未だかつてない“究極の映画体験”を、試しに味わってみてはいかがだろうか!?

文/トライワークス

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