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無差別テロで閉じ込められた500人の宿泊客を逃がせ!衝撃の実話を描いた脱出劇の魅力とは?

2019年9月23日 13:00

デヴ・パテルやアーミー・ハマーが本作への思いを語る特別映像を入手!
デヴ・パテルやアーミー・ハマーが本作への思いを語る特別映像を入手![c] 2018 HOTEL MUMBAI PTY LTD, SCREEN AUSTRALIA, SOUTH AUSTRALIAN FILM CORPORATION, ADELAIDE FILM FESTIVAL AND SCREENWEST INC

インドで2008年に発生した無差別テロによって5つ星ホテルに人質として閉じ込められた人々の脱出劇を、数々の映画賞にノミネートされ話題を呼んだ『ボーダーライン』(15)の製作陣が描く『ホテル・ムンバイ』が9月27日(金)から公開される。このたび、主演のデヴ・パテルやアーミー・ハマー、監督のアンソニー・マラスらが本作への熱い思いを語るインタビューの様子とメイキングを収めた特別映像を独占入手した。

本作は、2008年11月26日にテロリストが500人の宿泊客と従業員を人質に占拠したインドの五つ星ホテルを舞台に、ホテルに残った従業員たちが「誇り」と「愛」を懸け、宿泊客を脱出させようと敢闘する3日間の脱出劇を描いた実話の映画化だ。主演に『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(16)でアカデミー賞にノミネートされたデヴ・パテルほか、『君の名前で僕を呼んで』(17)や『ビリーブ 未来への大逆転』(公開中)のアーミー・ハマーが出演し、監督を本作が長編デビュー作となるアンソニー・マラスが手掛ける。

到着した特別映像では、ホテルの給仕であるアルジュン役を演じ、さらに本作のプロデューサーとしても参加するパテルと、娘と妻のために命を賭してテロリストに立ち向かう父親のデヴィット役を演じたハマー、そして、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(17)に出演し、本作では宿泊客のために率先して行動を起こし多くの命を救った料理長役を演じたアヌパム・カー、そしてマラス監督が本作にかける想いを語るとともに、撮影当時のメイキングを収めた映像となっている。

当時のニュースを通じて事件のことを知ったというマラス監督や、友人の妻と子どもが犠牲になったというカーらの切実な表情から、本作で描かれたテロ事件の凄惨さが伺える。『スラムドッグ$ミリオネア』(08)のラストシーン撮影を行うため、テロの直前にムンバイへと訪れていたというパテルは当時を振り返り、「この事件は僕がムンバイを訪問した直後に起きた。家族をずいぶん心配させたよ」と明かし、続けて「正しく演じることにプレッシャーを感じたよ。盛り上がる場面でもリアルな描写を重要視し、常に真実のみを追い求めていた」と敬意をもってアルジュン役を演じたことを語っている。

また、「実際に起きた事件を題材とした作品だ。大勢の人々が傷つき、命を落とした」とハマーがコメントするように、凄惨な事件を扱うため、マラス監督は当事者からの話を聞くなど入念なリサーチを経て撮影に臨み、目を背けたくなるような描写を隠すことなく丹念に、そして誠実に描いたそうだ。「単なるサバイバルストーリー以上の物語だ」というマラス監督の言葉からは、宿泊客と従業員が団結し、最悪の困難を乗り越えた事実があるように、人種や国籍、文化や宗教といった様々な隔たりを超えて団結することでより良い世界になるという平和へのメッセージを本作に込めたことが伺える。

テロリストに占拠された5つ星ホテルに幽閉された宿泊客を脱出させるべく、団結した従業員たちが勇敢にも挑んだ実話をキャストとスタッフが覚悟を持って描いた本作。決して折れることのない“名もなき英雄たち”の強き信念に涙が溢れることは間違いないだろう。

文/編集部


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