「東京節」をアレンジした『カツベン!』エンディング曲を奥田民生が唄う! |最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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映画ニュース 2019/9/17 5:00

「東京節」をアレンジした『カツベン!』エンディング曲を奥田民生が唄う!

『Shall we ダンス?』(96)や『それでもボクはやってない』(07)など数々の名作を世に送りだしてきた周防正行監督の5年ぶりとなる最新作『カツベン!』が12月13日(金)から公開される。このたび、本作のエンディング曲が「東京節」をアレンジした「カツベン節」となることが発表され、ロックバンドのユニコーンでボーカルとギターを務める奥田民生が「カツベン節」を唄うことが決定した。

本作は、活動弁士を夢見るひとりの青年を描く物語。いまからおよそ100年前の日本では映画が「活動写真」と言われており、それはサイレントでモノクロであった。日本人が当時最先端だった映画の虜になったのは、楽士の奏でる音楽とともに、独自の“しゃべり”で観客を映画に引き込む「活動弁士」、通称“カツベン”がいたからだった…。

七色の声を持つ天才的な活動弁士の主人公、俊太郎役には第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「声」にまつわる壮絶なオーディションを勝ち抜いて映画初主演を掴んだ成田凌が、ヒロインの新人女優役を『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』(18)など数々の映画に出演する若手女優の黒島結菜が演じる。さらに、竹中直人、渡辺えり、小日向文世ら周防作品おなじみの実力派キャストとともに、永瀬正敏、高良健吾、井上真央、音尾琢真、竹野内豊など周防組初参加の面々が、一癖も二癖もある個性的なキャラクターたちを演じる。

このたび、本作のエンディング曲を唄うのは奥田民生。奥田は、「パイノパイノパイ」というコミカルな歌詞が大流行した大正7年発表の「東京節」をもとに、脚本の片島章三が本作用に歌詞を書き換えた「カツベン節」を唄う。

「カツベン節」では、映画黎明期のスターであり、“めだまの松ちゃん”の愛称でも知られる尾上松乃助や、「怪盗ジゴマ」、「椿姫」、「雄呂血(おろち)」や「不如婦(ほととぎす)」など、歴代の名作が歌詞のなかに登場する。さらに、時代を代表する活動弁士の駒田好洋が、活弁の際に口癖のように言っていた「すこぶる非常」や、生駒雷遊の「ああ、春や春、春南方のローマンス」でも知られる名調子が歌詞にちりばめられた曲となっている。

映画クランクイン前から周防監督は、音楽監督である周防義和からの提案もあり「東京節」を映画のなかで使おうと構想していたそうで、「東京節がもつ時代感を現代にも通じる味わいに変える、そういう歌手は誰か」と考えたときに思い浮かんだのが、自身も好きな奥田民生だったとのこと。

周防監督はオファーを快諾した奥田に対し「奥田さんとお仕事するのははじめてでしたが、楽曲の狙い、映画の狙いを見事に表現してくれた」とコメントし、続けて「映画のクライマックスシーンをイメージすることができた」と奥田が唄った「カツベン節」を絶賛した。また、レコーディングで熱のこもった歌声を披露した奥田も、「子供のころ、大人たちが歌っていた感じというか、ムードを思い出してやりました。自分が昭和の生まれなので、この歌がもっていた心は分かると思います」と曲に込めた思いを語った。

周防監督が思い描く“現代にも通じる味わい”を奥田が見事に表現した必聴のエンディング曲とともに贈る本作。映画愛に溢れたドタバタ群像劇にますます期待が高まった!




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