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英語でのスピーチを披露した筒井真理子に拍手喝采!『よこがお』第72回ロカルノ国際映画祭上映レポート

2019年8月13日 18:45

第72回ロカルノ国際映画祭での公式上映に深田晃司監督と筒井真理子が登壇した | [c] Pier Marco Tacca/Getty Images

『淵に立つ』(16)で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督と数々の映画賞を受賞する筒井真理子がタッグを組んだ『よこがお』(公開中)。このたび、現在開催中の第72回ロカルノ国際映画祭コンペティション部門にて、インターナショナルプレミアとなる公式上映が行われた。

本作は、ある事件により“無実の加害者”へと仕立てあげられ、築き上げた幸せのすべてを奪われた市子(筒井)が、自由奔放な女“リサ”へと姿を変え、哀しくも危険な復讐を実行する姿が描かれる。

このたび、8月7日からスイスのロカルノで開催されている第72回ロカルノ国際映画祭にて、国際コンペティション部門に出品された本作のインターナショナルプレミア公式上映が現地時間の8月10日に行われ、上映後、筒井と深田監督が登壇した。

1800人もの観客のなか、筒井は英語でスピーチし「Great films always make me feel close to those characters and cultures, and make me forget about distance between countries as if we were all neighbors. I hope you’ll feel the same from our film. (素晴らしい映画は、まるで隣人の物語のように親しみを感じさせ、異国だということを忘れさせてくれる。この映画も同じように感じてもらえたら嬉しいです)」と溢れる映画愛を語ると、会場から大きな拍手が贈られた。また、登壇後に筒井は「映画が始まると、驚いたり笑ったり一緒に呼吸している一体感が伝わってきて、特別な夜になりました」と感慨深い上映であったことを明かした。

そして、同日には海外メディアによる記者会見も実施され、イギリスに拠点を置く映画サイトのSCREEN INTERNATIONALは「社会が“無実の加害者”を生む衝撃的瞬間を、映画的かつエモーショナルに見せつけた会心の一作」と絶賛。さらに、本作での筒井の熱演を激賞する声も届くなど、女優賞の有力候補としても注目されている。

同映画祭ではこれまで、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』(15)で主演を務めた田中幸恵、菊池葉月、三原麻衣子、川村りらの4人が日本初となる最優秀女優賞を獲得し、衣笠貞之助監督の『地獄門』(53)、市川崑監督の『野火』(59)、実相寺昭雄監督の『無常』(70)、小林政広監督の『愛の予感』(07)は最高賞である金豹賞に輝くなど、世界で最も歴史ある映画祭の一つに数えられる本映画祭での受賞に期待が寄せられている。

受賞結果は現地時間の8月14日(水)に発表されるとのことなので、喜びあふれる戴冠の報告を心待ちにしたい!

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[c] Pier Marco Tacca/Getty Images|  [c] Pier Marco Tacca/Getty Images| [c] Locarno Film Festival Ottavia Bosello| [c]2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS| [c]2019「アルキメデスの大戦」製作委員会 [c]三田紀房/講談社| 撮影/黒羽政士| [c] 2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS| [c]2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS