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再編集なし、完全オリジナル!草なぎ剛主演『台風家族』期間限定で上映決定

2019年8月02日 21:39

公開延期となっていた草彅剛主演『台風家族』の期間限定上映決定! | [c]2019「台風家族」フィルムパートナーズ

今年の2月に出演者である新井浩文が逮捕、起訴されたことを受け、公開が延期となっていた草なぎ剛主演の『台風家族』。この度、ファンからの熱い声援に応えて、9月6日(金)から26日(木)までの3週間限定で、本作の上映が行われることが決定した。

本作は、台風のようなめまぐるしい1日を送ることになる「鈴木家」の姿を描いている。銀行強盗を企て、大金と共に姿を消してしまった両親の見せかけの葬儀を行うため、10年ぶりに実家へ戻ってきた鈴木家の兄弟。世界一クズだけれども何故か憎めない、そんな愛すべき一家の夏の1日は、果たしてどのような結末を迎えるのか?たっぷり詰め込まれたブラックユーモアの裏で、家族とは何かを考えさせられる物語だ。

今年の6月に公開予定だった本作だが、2月に起こった新井の事件をきっかけに、上映が延期となっていた。だが、株式会社キノフィルムズ(以下キノフィルムズ)の発表によると、5月下旬に本作を監督した市井昌秀が、夫婦で共著した同名の原作小説を発売。すると、延期直後から上がっていた公開を望む声が、SNSによる上映の希望と賛同の拡散に始まり、連日、葉書や手紙といった形でより顕著に届くようになったという。本作のプロデューサーでありキノフィルムズ代表取締役社長である武部由実子は、「これだけ多くの方々が『台風家族』の上映を希望されて様々な形で想いをしたためてくださっている。この現実に、製作者である自分が何もアクションを起こさなくていいものなのか」と悩んだそう。そして作品自体が事件を想起させるものではないことなどから、今回期間限定公開という決断に踏み切った。また、公開時期、期間については、新井の公判日程とは一切関係なく決定したとのこと。さらに、キャスト、スタッフが一丸となって積み上げた作品を大切にしたいとの想いから、再編集は行わず、完全オリジナルのままでの上映となる。

『箱入り息子の恋』(13)の市井監督が、構想から12年間温めてきた“両親への想い”を形にした、オリジナルストーリーである本作。物議をかもすであろうことは承知の上で決定された今回の発表だが、ファンにとってはまさに待望である公開まで、続報を待ちたい。

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[c]2019「台風家族」フィルムパートナーズ| 撮影/黒羽政士| [c]2018「凪待ち」FILM PARTNERS| [c]2019 「まく子」製作委員会/西加奈子(福音館書店)