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山崎賢人&新田真剣佑、“親友役”共演で息ぴったり!「お互いに刺激し、高め合っていける存在」

2019年7月02日 15:00

『二ノ国』のアフレコ現場に潜入!

レベルファイブの日野晃博が製作総指揮/原案・脚本を務め、スタジオジブリ出身の百瀬義行が監督したアニメーション映画『二ノ国』(8月23日公開)で、山崎賢人と新田真剣佑が声優として、しかも“親友役”で共演を果たした。2人ともアニメーションの声優は初めてとあって不安もあったというが、親友役としてお互いの名前を聞いた瞬間に「ものすごく心強かった!」と力が沸いてきたという。そこでMovie Walkerでは山崎と新田が顔をそろえたアフレコ現場に潜入。肩を組んでペアストレッチしたり、これまでにも共演を重ねてきた彼らが「高め合っていける存在」と語るなど、山崎と新田の役者魂や、熱い友情を目にすることができた。

魔法の世界“二ノ国”で冒険を繰り広げる | [c]2019 映画「二ノ国」製作委員会

映画化に至るまで10年もの歳月をかけて構想されたという本作。主人公で現実の世界(一ノ国)で暮らす高校生のユウ(山崎)は、幼なじみのハル(新田)とコトナ(永野芽郁)と共に普通の日常を送っていた。しかしコトナを巡るある出来事をきっかけに、ユウとハルは魔法の世界“二ノ国”へ迷い込んでしまう。そこは命がつながっている、もう一人の自分が存在する世界。そこには「コトナの命を救うには、二ノ国の姫、アーシャの命を奪わなければいけない」という残酷なルールがあった…。

「掛け合いが大事」(山崎)「賢人の前では全部さらけだすことができる!」(新田)

【写真を見る】山崎賢人と新田真剣佑、マイク前でも友情を見せつけた

山崎が演じるのは、高校でトップクラスの秀才で、車イス生活をしているユウ。新田がユウの親友で、活発で負けん気の強い人気者のハル役を演じている。アフレコ前に、ペアストレッチしたりと一緒に体をほぐす山崎と新田。現実の世界で普通の高校生活を送るユウとハルの会話をいざ吹き込むと、親友としての掛け合いがなんとも自然で、2人の息もぴったりだ。山崎がユウのセリフを繰り返し練習していると、そこに新田が参戦するひと幕も。2人で熱心にユウとハルの関係性を作り上げていた。

アフレコに立ち会っていた日野も「お2人揃って演技されると、生っぽさが出てすごくいい。感動した」と大満足の表情。これまでのアフレコでは1人で声を吹き込んでいた山崎だが、新田との掛け合いができたことで「全然違いました。やっぱり実写もアニメも、芝居では掛け合いが大事なんだなと思いました」と新田の存在に感謝しきりで、2人で「これまでの付き合いがあるからこそ、出せる空気感があった」としみじみ。新田は「いつでもどこでも、賢人の前では全部さらけだすことができる。(親友役が)賢人でよかったな!」と笑顔を弾けさせていた。

「びっくりするくらいお腹が空く!全身を使って演技しているんだな」(山崎&新田)

山崎も新田もアニメーションの声優は、初挑戦。アフレコでは百瀬監督や日野から、緻密な演技指導を受けた。例えば「二ノ国」の秘密を探ろうとするユウが興奮状態になっているシーンでは、「熱量は高めても、セリフのスピードは緩めて」など、声の演技ならではの難しい指導が入る。その一つ一つを噛みしめるように確認し、必死に応えていく山崎と新田。

車イス生活を送っているユウが「二ノ国」では歩けるようになるという設定だが、「二ノ国」に入り込むシーンでは、山崎は実際に足踏みをしながら声を出してみたり、2人共が全身を使って声の演技に挑んでいた。休憩時間には「お腹が空いた!なんだかビックリするくらいお腹が空く」と山崎。新田も「やっぱり全身で芝居をしているんだな。糖分が必要!」と笑う。この日で山崎のアフレコはすべて終了で、新田とハグを交わして清々しい笑顔を見せていた。

「俳優も声優も、大切なのは“気持ち”」(山崎)

声優に初挑戦するうえでは、もちろんプレッシャーもあったという。それを乗り越えられたのは、声優陣からの言葉も大きかったそう。

山崎は「オファーをいただいた時に『いつもは俳優をやっている自分が、ここに呼んでいただいた意味とはなんだろう』と考えました。そう考えた時に、やっぱり自分のやってきたものや経験値を出せたらいいなと思いました」と意気込みを述懐。新田も「昨日の朝、5時くらいまでずっと台本を開いて練習をしていた。『二ノ国』の世界に合った声でやるにはどうしたらいいんだろうと、試行錯誤しながら、ぐるぐるぐるぐる考えて…」とやはり緊張もあった様子で「いろいろなアニメを観て研究した」という。

山崎も新田もアニメーションの声優は初挑戦

『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)で主人公の東方仗助役を演じた経験もある山崎だが、アフレコ前にはアニメ版の仗助役の声を務めた小野友樹とも話す機会があったそう。「僕は『なんとかうまくやらなければ』と固くなっていたんですが、『俳優同士の掛け合いを大事にしたほうがいいよ』と言ってくださって」。

また、本作にも出演している梶裕貴とも事前に話し合ったという山崎は「僕は漫画原作の実写化をやらせていただくことも多いんですが、梶さんも『進撃の巨人』『アオハライド』など漫画原作のアニメで主演をやられていて。そういったプレッシャーについて梶さんは、僕に共感のようなものを抱いてくれていたみたいなんです」と告白。「梶さんとは『プレッシャーもあるけれど、いざやるとなったらやっぱり気持ちが大事だよね』と話すことができて、吹っ切れたような気がします」と語る。

すると新田は「僕、すごくうれしいことがあって!」と興奮気味にコメント。「僕は『ちはやふる』という作品で新役を演じさせていただいたんですが、アニメでは(新の親友役の)太一を宮野真守さんが担当しているんです。先日、宮野さんにお会いすることがあったんですが、『あ!新!』と声をかけていただいて、僕も『太一だ!』と感動してしまって。本作にも宮野さんが出演されていて、とてもうれしいです。宮野さんと一緒にアフレコをやりたい」と目を輝かせていた。

「山崎賢人は刺激の塊」(新田)

山崎と新田は、これまでにも『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』、ドラマ「トドメの接吻」で共演を重ねてきた。声優陣からの励ましもありつつ、親友役としてお互いの名前を聞いた時には「ものすごく心強かった」と大きな支えになったという。

山崎は「3回目が、まさか声の共演になるとは」と言うと、新田は「ね!親友役が賢人と聞いて、すごく安心した。うれしかったし、とにかくアフレコが楽しみでした」とニッコリ。山崎は「声だけで表現するのはとても難しくて。感覚を研ぎ澄ませて指導を聞き、演技していました。自分のできる限り、100パーセントを出しました」、新田も「いくら練習して臨んでも、実際に聞いてみるとあまりよくなかったり。キャラクターの動きも表情も自分では変えられないので、声だけでの演技はとても難しかったです。でもものすごく楽しかった」と、新しい経験に苦戦しながらも充実感たっぷり。

2人で大きな壁に立ち向かえたのがうれしかったようで、新田は「お互いに、高め合えられる存在なのかな」と山崎との関係性について吐露。「山崎賢人は刺激の塊(かたまり)だもんね!」と続けると、山崎は「真剣佑こそ!」と共鳴。「真剣とは、これまで大変な現場も一緒に過ごしてきた。それぞれの準備してきたものをぶつけることで、現場でも刺激をもらえるし、友達としても刺激的な存在。いろいろな刺激をもらっています」と特別な存在であることを語っていた。出会いを重ねるなかで、友情を築き、成長を遂げてきた山崎賢人と新田真剣佑。その結晶の一つとなる『二ノ国』の公開がいまから楽しみだ。

取材・文/成田 おり枝

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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