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製作費6000円!『パラノーマル・アクティビティ』を上回る超低予算ゾンビ映画

2011年2月12日 09:30

徐々にゾンビ化していく青年の悲哀を描いた衝撃作『コリン LOVE OF THE DEAD』
徐々にゾンビ化していく青年の悲哀を描いた衝撃作『コリン LOVE OF THE DEAD』[c]2008 NOWHERE FAST FILM PRODUCTIONS

日本円にして約135万円という低予算で製作されながら、世界中で爆発的ヒットを記録した異色ホラー『パラノーマル・アクティビティ』(07)。だが、そんな本作をはるかにしのぐ超低予算で作られたイギリス製ゾンビ映画が、このたび日本に上陸する。それが3月5日(土)より公開の『コリン LOVE OF THE DEAD』だ。

監督のマーク・プライスが製作、脚本、撮影、編集を1人でこなし、キャスト、スタッフは全てボランティアという本作。その製作費は何と日本円にしてたったの45ポンド(約6000円)だというのだから驚きだ。ちなみに費用はビデオテープ代に使われたそうで、特殊メイクや造型はボランティアで賄ったという。だが、作品は低予算とは思えないほどの完成度を誇り、レインダンス映画祭をはじめ、世界中の映画祭で数々の賞を受賞してしまった。

また本作は、そのストーリーもかなり独創的だ。物語の舞台となるのは、突如死者が蘇り、人間を襲い始めた世紀末的な雰囲気が漂うロンドン市街。人々がパニックに陥るなか、主人公の青年・コリンはゾンビに襲われ重傷を負ってしまう。やがてウィルスが全身に回り、自身もゾンビと化してしまう。次第に人としての意識が薄れていくなか、彼は恋人との思い出の場所を目指して、街中をさまよい始める。

徐々に意識がなくなり、ゾンビ化していく主人公というキャラクター設定や、反撃を開始した人間たちから逆に襲われることになる恐怖など、従来のゾンビ映画とは一線を画す設定も本作を語るうえで見逃せないポイントだ。果たして『パラノーマル・アクティビティ』に続く記録的大ヒットとなるか? 3月の公開を今から楽しみに待ちたい。【トライワークス】

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