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「ウォーキング・デッド」ダリル役のノーマン・リーダス、バイク旅で素顔を披露!

2019年5月06日 17:00

「ウォーキング・デッド」でバイクを乗りこなすノーマン・リーダスは、私生活でも無類のバイク好きとして知られる | 撮影/平川友絵

海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シリーズでバイクを乗りこなすクールなキャラクター、ダリルを演じ、一躍世界的スター俳優となったノーマン・リーダス。そんな彼は、仲間とともにツーリングで各地を巡るHuluの旅番組「ライド with ノーマン・リーダス」でも、無類のバイク好きとしての姿を見せている。

現在、シーズン1~2を配信中の同番組。その配信を記念して、4月下旬に来日したノーマンにインタビューを敢行し、番組の見どころなどを語ってもらった。同番組はシーズン3のHulu独占配信も決定し、シーズン4は日本での撮影を実施している。

――番組で初ホストを務めてみていかがでしたか?

ノーマン・リーダス(以下、ノーマン)「恥ずかしがり屋なので、番組名に自分の名前を入れるのはイヤだなと思っていました。PRをする時も、『ライド with ノーマン・リーダス』じゃなくて、『ライド』を観てね、という風にあまり自分の名前を言わないようにしているんです。

ホストをするというのは難しいものでした。とりとめのない話をするのって難しくって。カメラも回しっぱなしだから。朝、ホテルのドアを開けたらカメラが入ってきて、『さぁ行きましょう』と言われ、寝ぼけまなこをこすりながら、『いや、まずコーヒーを飲ませてくれ』なんて言ったりして。歯を磨いている時も、エレベーターに乗る時も、ロケ地に行くまでの間も撮られていて…。

いざライディングが始まると、ヘルメットの下にはマイクをつけているので、共演相手ともお話しなくてはいけない。朝の7時から夜の9時まで、ずっとONの状態でいなければならないので、そういう意味では疲れますよ。また、いろんなところへ行くので、時差ボケも慢性的にあります。

実は、昨日もこの番組の撮影があったんだけど、2週間後には『ウォーキング・デッド』の撮影を控えています。その時はダリルの役に入り込まなくてはいけないのですが、その役が『ライド』の撮影中に漏れだしてきて、混同することもあります。

こんな風に、ホストを務めるというのは、なかなか大変なことなんですが、僕はそこまでガチガチにやろうとは思っていなくて、いい具合にゆるくやろうと思っています。

いろんな人の演出スタイルを見ていると、なるほど、こういうのいいなと思うものもあったりします。友人が昔撮った映画に出演させてもらったことがあるんですけど、あまり段取りを決め込まないで作るスタイルで、共演者は『これ、何も起きなかったらどうするんですか?』って聞いていた。そうしたら、監督は『起きなかったら起きなかったでそれを撮ればいいし』と言っていて。それを覚えていて、なんでも自然発生的に起きるものを捉えるのがいいんだ、という趣向になりました。だから、あらかじめ決め込んだものというスタイルは好きじゃなくて。ユアン・マクレガーがやっている『ユアン・マクレガー 大陸縦断 バイクの旅』は、泥にはまったり、バイクが壊れるなど、撮影中のアクシデントも盛り込んだ内容で、そういうのが好きです。

『ライド』を撮影する時は、『ヘアメイクはどうしますか?』『誰にスタイリングさせますか?』と聞かれることもあったんですが、いやいや、バイクに乗るのにメイクもなにもないでしょ?と思って、『イヤだ』っていっています(笑)」。

――番組内のナレーションやモノローグはご自身で考えられているんですか?

ノーマン「それらはアフレコなんですが、実は『ウォーキング・デッド』の撮影中に、アトランタのスタジオで、『ライド』の制作部と衛星でやりとりしながら作っています。脚本は、世界的人気シェフだった、アンソニー・ボーデインの『アンソニー世界を駆ける』を手掛けていた人たちが作っているのですが、台詞がちょっと仰々しくて…。だから、『僕は普段、こんな言い方はしないので、こういう風に言わせてくれ』と彼らと相談しながらやるようにしています。

『ウォーキング・デッド』撮影中のアフレコということで、メンタル的には2つの番組がミックスした感じです(笑)。本作のなかでも標識を見ると、『高速出口ダゼェ』とダリル風に読み上げたりしてしまいますね。ダリルって言葉を吐き出すように話す癖があるので、その癖がついちゃって。『ライド』の撮影中であっても、つい、そんな風にしゃべってしまいます。『ライド』のなかでは、茶目っ気たっぷりでやっているんですけどね(笑)」。

――ロケ地はご自身で行きたいところを盛り込んでいるんですか?

ノーマン「道路で撮影するには許可証がいるんですが、それは撮影の随分前から取得しなくてはいけないので、ロケ地の決定はそういったところに難しさがあります。アルゼンチンでも撮影しようかという話があったんですが、結局、許可証を取るのに時間がかかってしまって実現しませんでした。あとはセキュリティ的に大変な面もあります。

ロケ地を選ぶ時に重要視していることの1つが、面白いものが見られるかどうか。もう1つ、『ウォーキング・デッド』の撮影が5~11月までなので、『ライド』の撮影は冬になるんです。だから、あまり寒いところへは行けないんです。温かいところへいくようにはしています」。

――スペインなど、印象的なロケ地が目白押しですが、気に入っている場所、エピソードは?

ノーマン「ニューヨークのエピソードが、1番パーソナルな雰囲気が出ていたと思います。旧友たちを集めて撮ったものだったので、20時間くらい撮っても良かったと思うくらい。僕は以前、仕事のミーティングをマンハッタンのリトルイタリーにあるカフェ・ローマというところでやったり、買い物をそのすぐ下にあるチャイナタウンでしたりしていました。息子が小さかったころはトカゲを飼っていたので、そこのペットショップにエサの金魚を買いに行ったり(笑)。その辺りの店のオーナーとはみんな知り合いなので、どこへ行っても僕の写真があったりするんですよ。思い出深いニューヨークなので、本当にいくらでも撮れたと思います。

他に気に入っているスポットは、ニューメキシコとハワイ。これは見ものでしたね。溶岩が固まってできた岩肌の絶壁の上をかなり傾斜をつけながら走ったり。少し恐ろしさを感じる撮影でもありましたが、こういった撮影も全て良い思い出になっています。

いろいろな場所で撮影していくにつれて、どこも異なるようで、実は一緒なんだなとも思うようになりました。若者もお年寄りも、都会人も田舎者も似ていて。例えばニューヨークと東京は似ていて、ロサンゼルスと大阪も似ているように感じる。大阪は、ハリウッドサインをくっつけたら、ハリウッドに見えるんじゃないかと(笑)。世界には共通する部分も多いなと思うんです。

――ゲストへの出演の交渉はノーマン自ら行っているんでしょうか?シーズン2の第1話には、「ウォーキング・デッド」の共演者であり、プライベートでも大親友だというジェフリー・ディーン・モーガンが登場していますね。

ノーマン「場所にもよりますが、ジェフリー・ディーン・モーガンは、『ウォーキング・デッド』の前からずっと仲良くさせてもらっているので、彼に声を掛けさせてもらいました。バイカーの世界は狭いので、ゲストの大半は友達だったり、友達の友達だったりします。彼らとは趣味嗜好も似ていて、例えばヴィンテージものが好きだったり、そういうものにこだわりを持っていたりするので、そういうところでも繋がっていたりするんです。

たまにプロデューサーが出演候補者を見つけて、この人はどうかと提案してくる場合もあるのですが、その地に行くなら、その地を知っている人を選ぶようにはしています」。

シーズン1では、カリフォルニア、デスヴァレー、アパラチア、テキサス、ルイジアナ、フロリダを巡っているノーマン。シーズン2では、スペインのバルセロナからバレンシアまでの道のりや、アメリカのサウスカロライナ州、ハワイ島やニューメキシコ州、カリフォルニア州を巡っている。そしてなんと、ニューヨークでは、息子ミンガスも登場!映画やドラマでは見られないノーマン・リーダスの素顔が盛りだくさんの番組となっている。

平井あゆみ

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