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吹奏楽部のリアルな風景に思わず共感!「響け!ユーフォニアム」に引き込まれる理由とは?

2019年4月21日 14:30

2度のテレビシリーズや劇場版総集編に加え、昨年はスピンオフ映画『リズと青い鳥』も話題となった「響け!ユーフォニアム」シリーズ。その最新作『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』が公開されている。高校の吹奏楽部を舞台に、全国大会を目指す部員たちの熱いドラマや誰もが共感できる人間関係の描き方など、改めて本作の魅力を探ってみたい。

【写真を見る】ダイナミックな音楽と精巧な作画による流れるような演奏シーンが魅力 | [c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

本作の舞台となるのは京都府宇治市にあるとされる北宇治高校吹奏楽部。物語はユーフォニアム担当のヒロイン、黄前久美子が吹奏楽部に入部するところから始まる。彼女が部で過ごす中で、高い技術を持つトランペット奏者の高坂麗奈、小柄ながら巨大なコントラバスを巧みに操る川島緑輝(さふぁいあ)、楽器初心者でチューバを担当する加藤葉月ら同級生たち、同じユーフォニアム担当で久美子に大きな影響を与える先輩・田中あすかといった個性的なメンバーとの交流が描かれていく。

物語を彩る音楽とリアルな演奏シーン

吹奏楽部が舞台の作品とあって、作中には表情豊かな楽曲が多数登場し、劇中の部員たちによって演奏される。劇伴も含めてこれら楽曲を作曲しているのは、多くのアニメ作品の劇伴や主題歌を担当し、「響け!ユーフォニアム」シリーズでもTVアニメ1期から音楽を手掛けてきた作曲・編曲家の松田彬人。TVアニメのコンクールの自由曲として登場した「三日月の舞」などの名曲も彼が作曲している。

浮かない表情を見せる久美子 | [c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

また、演奏シーンの音源は洗足学園音楽大学の1年生で編成されたバンド、フレッシュマン・ウインド・アンサンブルが担当。意図的に演奏レベルを落とした演出をするなど、並以下だった部員たちの演奏が上達していく過程をドラマチックに表現している。

緊張感漂うコンクールの風景 | [c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

部員たちが過ごす学校での日常や部活動の風景だけでなく、緊張感に満ちたコンクールでの演奏シーンなどをリアルに描き出す作画にも注目したい。作画で高い評価を得ている京都アニメーションの制作とあって、楽器を使う指の運指や息づかいなど細かいところまで丁寧に表現されている。

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[c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会| [c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会