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ドラコ・マルフォイ役 トム・フェルトン インタビューPART1

2010年11月18日 16:32

11月26日(金)に来日が決まっているトム・フェルトン | [C] 2010 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. HARRY POTTER PUBLISHING RIGHTS [C]J.K.R. HARRY POTTER CHARACTERS, NAMES AND RELATED INDICIA ARE TRADEMARKS OF AND [C]WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED

――撮影が終わってどうですか?

「髪を染める必要がなくなって良かったよ(笑)」

――じゃあ、そのことから聞きましょうか。

「いやあ、本当にその点は嬉しいよ。もう髪をいじる必要がなくなって一週間以上になるからね。ちょっと妙な気分だけど、正直言って、終わったということが、まだピンときていないところがあるんだ。撮影が終わって、もう3ヶ月にもなるんだけど、まだ仲間たちとは時々会っているし、こういうジャンケットもあるし、みんなで行動する機会があるうちは、まだ全てが終わったという感じにはならないんだよね。ホグワーツにもう戻れないのは寂しいけど、まだみんな一緒にいるからね。それは嬉しいことだよ」

――シリーズを通して色々な人と巡り会い、様々な経験をしたことと思いますが、この作品で得た最大の大切なものはガールフレンドだと言えますか?

「そうだね(笑)。このプロダクションで多くの素晴らしい人たちや生涯の友ともいうべき人たちと出会うことができて本当に幸せだよ。ここで出会った人々こそが一番のギフトだね。彼女に出会えたことは、とてもラッキーだったよ。彼女はスタント部門で働いていた人で、4年くらい前に出会ったんだ。付き合ってかれこれ3年になるけど、そうだね、最も大切な、素晴らしい発見の1つだね」

――ドラコはPART1&2で大切な役どころですが

「そうだね、とても良いストーリーだよ。デヴィッド・イェーツ監督とは、演じ方についてかなり詳細な話し合いを持ったんだ。で、結論としては、J.K.ローリングは、意図的にこのキャラクターについてあまり説明を加えないようにしたのだ、と。特に最後の作品では、なぜ彼がこういう行動を取るのか、何が彼を駆り立てているのかについては説明がないから、こちらで解釈を加えるしかなかった。彼の中では、何をやりたいのか、誰を助けたいのか、どういう人生を送りたいのかの狭間で、大いなる葛藤があるんだ。その結果、不幸にも考えられる限り最悪な方向に振り子が揺れてしまって、叔父や叔母はもとより、周囲のあらゆる人々に影響を及ぼしてしまう。彼は、家族を喜ばせ、幸せにしたいと願う一方で、心の底ではそれが本当の望みではないということにも気づいてしまったんだ。とても面白い葛藤だったよ」

――シリーズを追うごとに観客はドラコというキャラクターをもっと知るようになり、キャラクターにも深味が出てきましたが、あなたも徐々にそれを学んできたのですか? それとも初めから彼のキャラクターに深味があるのを知っていたけど、やっとここでそれを表すことができたという感じですか?

「いや、探求の旅だったよ。5作目までは、このキャラクターは意図的に一面的に描かれていたよね。こいつはただのつまらない気取ったヤツで、横柄な故にいじめをして、不愉快なヤツだと。そう観客を信じ込ませるように描かれていた。しかし6作目で、実際は彼の生い立ちは必ずしも恵まれたものではないということがわかって、母親も登場した。僕は、ヘレン・マクロリー(ドラコの母ナルシッサ・マルフォイ役)と一緒に仕事をして、彼女が実際に演じるのを目にしたわけだけど、ドラコは父親よりも母親にずっと近いということがわかったんだ。ほぼすべての点で、母親に似ている。特に最終2作では、彼女は優しさというか、完全な優しさとは言えないにせよ、ルシウスとは違った柔らかい一面を見せていて、ああ、ここがひどい悪役にはなりたくないという野望をドラコが持つようになったポイントなんだなと理解する助けになったんだ」

――今、本当は悪役ではなくて“ムカつくヤツ”って言おうとした?

「そう、その通り(笑)!」

――役柄にどの程度、自分自身が反映されていると思いますか?

「全く反映されていないと思いたいね(笑)。少なくとも相似点があるかどうかということについては。でも、正直言って自分とは正反対で、日々の経験とは全く違った役を演じるのは面白いことなんだ。この間、ジェイソン・アイザックス(ドラコの父ルシウス・マルフォイ役)とも話したんだけど、悪役を演じるのは精神衛生に良いよね、と。日常生活の怒りや蓄積されたフラトレーションを、悪いキャラクターを通して発散させてしまうことができる。そうして、日常ではハッピーな人間として生活していけば良いんだ。悪役は楽しいよ(笑)。まあ、役柄と日常では全く違っていて、カメラが回っていない時は、フレンドリーな人間でありたいと願っているけどね」

――特に観客に見てほしいシーンはありますか?

「編集したのを見ていないんで言うのは難しいんだけど、今回はラッキーなことに1冊の本からPART1と2の作品が作られるということで、僕が知る限り、本の最終章のほぼ全てを撮影できたわけだ。でも、だからといって2本とも3時間半の作品にはできないと思うので、最終的に何がどうなっているのかわからないんだけど、素晴らしいマルフォイ家の屋敷が登場するシーンがあるよ。マルフォイ家の邸宅を見るのは初めてだったけど、かなり豪華だよ。暗く陰鬱な雰囲気でね。悪の首領たちが初めて一堂に会したシーンはすごい迫力で、レイフ・ファインズ(ヴォルデモード役)やアラン・リックマン(スネイプ役)がいたし、ジェイソン・アイザックスとか他のマルフォイ家の人間と共に、他の悪人たちも何人かいた。で、暗く陰鬱なセットの中に、良い意味で真の緊張感がみなぎっていたね。1つの部屋に有名な俳優たちが集ったのは初めてだったからナーバスにもなったけど、同時に、そこで撮影されたシーンは素晴らしかった。ヘレン・マクロリーはもちろん、見逃せないよ」

インタビューPART2に続く

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