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「もっと自分を捨てていきたい」片寄涼太が語る、俳優としての覚悟

2019年3月27日 18:00

片寄涼太がフェチを告白!女性の可愛い仕草って? | 撮影/島津明(W) スタイリング=松川聡(TRON) ヘアメイク=寺本豪(JYUNESU)

「HiGH&LOW」シリーズを手掛けた製作チームが再び結集して世に送りだす『PRINCE OF LEGEND』(公開中)。大ヒット公開中の本作は“新時代ラブエンタテインメント”と銘打ち、映画だけにとどまらず、ドラマ、ゲーム、ライブ、イベントなどと連動した話題の一大プロジェクトとなっている。そのひとつが今回の劇場版。個性豊かなイケメン王子たちがまさに大渋滞の本作で、財閥の御曹司で容姿端麗、成績優秀、すべてが気品にあふれる“セレブ王子”こと朱雀奏役を演じたのが、いま絶大なる人気を誇るグループGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太だ。1月期のテレビドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」の演技でも注目され、俳優としての存在感がさらに増している片寄に、本作の裏話やグループでの活動、そして俳優としての現在の想いを聞いた。

セレブが通う名門校の聖ブリリアント学園で、3年に一度開かれる「伝説の王子選手権」。三代目伝説の王子の座と、ヒロインの果音(白石聖)を巡り、ヤンキー王子や先生王子などバリエーション豊かな王子たちが壮絶なバトルを繰り広げる。誰もが認める完璧な王子だが、果音には振り回されっぱなしの奏。映画でついに決着する2人の関係にも注目だ。

すべてが完璧なセレブ王子を熱演!最初は「普通じゃないなと思った」

財閥の御曹司で容姿端麗、成績優秀、すべてが気品にあふれる“セレブ王子”こと朱雀奏役を演じた片寄 | [c]2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会

“胸キュン is DEAD”という衝撃的なキャッチコピーにもあらわれている通り、あらゆるタイプの、キャラが濃い王子たちが登場する本作への出演について、「大変そうだなと思いましたね(笑)。ちょっとこれは普通じゃないなと思いました」とオファー当時の心境を明かす。大富豪のセレブ王子という設定のため、玄関では使用人がずらっと並ぶシーンもお決まりだが、「最初はリハーサルの時も、まだ免疫ないなという感じでした(笑)。でもやっていくごとに、慣れていったというより麻痺していく感覚に近かったです」と笑顔で回想する。撮影にあたっては、監督が “画”に対してこだわりが強いタイプだと分かってから、そういう観点で多くの提案を積極的にしたという片寄。「ピアノの上に薔薇を置いたのは僕のアイデアでしたし、良いディスカッションをしながら臨めた部分はあると思います」と、クリエイティブな一面も。

奇想天外な設定のなかでもファンタジー感を崩さずに完璧な“セレブ王子”を演じきった役へのこだわりについては「奏は、純粋さやピュアな部分を一番武器にしなくちゃいけないと思いながら演じていたんです。飾らないことをすごく意識しました」という。シンデレラ願望を叶えてくれる、まさに絵に描いたような王子様だが、自身の王子っぷりについては「わからないですね…この作品、全部のキャラクターに王子ってつけちゃってますからね(笑)」と笑顔で謙遜。

また、奏をすべての女性に優しいキラキラ王子に育てあげたのは、いまなお想い続けている亡き母親だが、自身も「この間母親が東京に遊びに来ていて飲んだ時に『この人の息子だな~」と思う瞬間がいっぱいあったりして。僕は母を亡くしているわけではないのですべて奏の気持ちが分かるわけではないんですけど、母を大切にする気持ちというのは共感できます」と素の表情をのぞかせる。

スクリーンでついに歌声披露!甘いピアノデートに思わず“胸キュン”

【写真を見る】キラキラスマイル連発!『PRINCE OF LEGEND』は片寄涼太の魅力満載 | [c]2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会

“伝説の王子”の座を巡る「伝説の王子選手権」。ドラマでは、王子たちがなぜ“伝説の王子”の座を巡ることになったのか、それぞれのエピソードが語られたが、劇場版ではついにその熾烈な戦いの火ぶたが切って落とされる。壁ドン対決やお姫様抱っこレース、にらめっこ対決など、一風変わったバトルが盛りだくさんだが「にらめっこって、まず大人になってやらないじゃないですか(笑)。しかもどっちかが笑うお芝居。あれは本当に難しかったですね」と明かす。

デート対決では、片寄が甘い歌声を披露しているのも大きな見どころ。「もともとはピアノを弾くピアノデートの設定だったんですけど、ドラマを撮影している時から(ドラマ版でも演出を手掛けた)河合監督が、『奏歌ったほうがいいよ』って僕に言っていて。最初は冗談かなと思っていたんですけど、だんだんこの人本気だな、と思ってきて…(笑)」と監督も念願のシーンになったようだ。

そして自身が女性だったら「やっぱりヤンキー王子の尊人ですかね!ノブ君(劇団EXILEの鈴木伸之)。奏とは違う種類のピュアさというか真っすぐさがあるので、一度決めたら大事にしてくれそうな男って感じがします」と推し王子を告白。素の自分に近い王子を聞くと「あまりいないかなあ…この映画に出ている王子よりは、もうちょっと偏差値の高い恋愛をすると思いますね」と茶目っ気たっぷりに話す。

奏が想いを寄せる果音は、なかなか本心を見せない“こじらせ女子”だが、そんな果音は「ツンデレと言えばツンデレ。でもそういう女性は可愛いなと思いますね」と吐露。劇中では果音が自分でホッペタをつねる可愛らしい仕草を見せるが、片寄自身は「髪を触る人は好きですね。男性って絶対こうやらないじゃないですか。どっちかって聞かれたら、髪が綺麗な人の方が好きです。髪フェチみたいな(笑)」と、はにかんだ表情を見せる。

グループ活動、そして俳優としてのこれから

LDH所属グループ間での共演も話題の本作 | [c]2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会

LDH所属のグループ間での共演も話題の本作だが、「みんな仲が良いですし、本作のようにお仕事を通して一緒に何か関わらせてもらうことで『あっこういう子なんだ』って、後輩メンバーのこともより理解でき、すごくいい交流でした」と振り返る。GENERATIONSのボーカルとしても、圧倒的歌唱力とその存在感でファンを魅了し続けている片寄。「ライブはかけがえのない時間。ずっとずっと続けていけるように頑張りたいなと思えるし、応援してくれている人達にも面と向かって会える瞬間でもあるので、大事にしていきたいと思っています」と真剣な眼差しで語る。

一方で俳優としての自分については「もっと自分を捨てていきたいなと思っています。自分というものをどんどんなくしていって、その役だけに集中していきたいです。最近ボクシングを少しやっているんですけど、身体を動かしたり蹴ったり、そういう時って絶対仕事のことを考えていないんです。そのことだけに夢中になっているというか…そういう感覚で臨みたいんです。お芝居も」と強い眼差しで語った姿に、俳優としての覚悟が垣間見えた。

『PRINCE OF LEGEND』は全国東宝系にて公開中 | [c]2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会

取材・文/富塚 沙羅


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「PRINCE OF LEGEND」大特集で、華麗なる王子たちがW表紙を飾っています。



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