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名優・仲代達矢がトークショーに登場!京マチ子&市川崑監督との想い出を語る

2019年3月02日 14:29

「京マチ子映画祭」のトークショーに仲代達矢が登場!

『羅生門』(50)や『赤線地帯』(56)など日本映画界に燦然と輝く名作に相次いで出演した大女優・京マチ子の出演作32本を特集した、角川シネマ有楽町で開催中の「京マチ子映画祭」で2日、市川崑監督の『鍵』(59)が上映。上映後のトークショーに、同作に出演した仲代達矢が登壇し、巨匠・市川崑や京との裏話など当時の思い出話に花を咲かせた。

『鍵』は谷崎潤一郎の同名小説を大胆に改変した、エロティックでブラックユーモア漂う心理サスペンス。ある夫妻とその娘、そして娘の婚約者の4人の異常な情欲が絡み合う様をスタイリッシュに描き出し、第13回カンヌ国際映画祭では審査員特別賞を受賞。夫妻を中村鴈治郎と京マチ子が演じ、娘役には叶順子。仲代は娘の婚約者・木村を演じている。

黒澤明監督の『七人の侍』(53)に数秒間出演してスクリーンデビューを飾った仲代は、どの映画会社にも属さないフリーランスの俳優として舞台と映画両面で活躍。登壇するやいなや「やらしい青年の役をやってましたねぇ」と笑いを誘った仲代は「崑さんからの要求は『なるたけ感情を入れないで喋ってくれ』ということでした。気持ちを入れないで、人間の裏側を見せる映画にしたいと。あとの細かいことは歳なので忘れてしまいました」とユーモアたっぷりに挨拶。

【写真を見る】大ファンだった京マチ子との共演の想い出を語る仲代。「素晴らしい全身を見せていただいて…」

そんな仲代は、俳優を目指す前に『最後に笑う男』(49)を観て、すぐさま京マチ子という女優の大ファンになったことを明かし「日本人離れした素晴らしい女優さん」と形容。『鍵』の後にも『他人の顔』(66)や『華麗なる一族』(74)『金環食』(75)の3作品で共演したことを振り返り、「この『鍵』では京さんの全身を拝見しておりますし、『他人の顔』でも素晴らしい全身を見せていただいて…」と照れくさそうな笑顔を浮かべた。

そんな京の魅力について「芝居が始まると色気が出る女優さんもいますが、京さんは常に色気が漂っていた。当時の女優さんとしてはドライで、下町のような色気とは違う色気がある」と振り返り「尊敬していたので口を聞くのも恐れ多かったのですが、女優気取りをしている感じはまったくなかった」と語った仲代。「高峰秀子さんのほうが怖かったです」と赤裸々に告白し、会場は大きな笑いに包まれた。

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