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公開迫る!クリス・メレダンドリが語る『怪盗グルー』の魅力とは?

2010年10月26日 19:44

イルミネーション・エンターテインメントを率いるクリス・メレダンドリ

イルミネーション・エンターテインメントを率いるクリス・メレダンドリが贈る『怪盗グルーの月泥棒 3D』がいよいよ10月29日(金)より公開を迎える。それに先駆け、現在開催中の第23回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、来日していたクリス・メレダンドリに本作の魅力をたっぷり語ってもらった。

――本作はイルミネーション・エンターテインメントのクリス・メレダンドリとして初作品となりますが、期待通りに全米で高い評価を得て、興収も素晴らしいですね。大ヒットの要因はどこにあったと分析していますか?

「全米の観客は、きっととても驚いたでしょう。劇場へはコメディを見るつもりで行ったにもかかわらず、実際見てみて感動的な部分に反応したのだと思います。3Dを含めた知覚的な体験、笑える部分、そして感動的なストーリーの3つが相互作用して、大ヒットにつながったのだと思います」

そもそも、イルミネーション・エンターテインメントを設立した目的を教えてください

「13年間勤めていた20世紀FOXを辞めて、新しい会社を作ろうと決心した時、広い年齢層、いろんな国、異なる文化を持った多くの人に提供できる作品を作りたいと思いました。同時に、多くの才能を集めて、そういった人々と一緒に仕事がしたかった。それが大きな目的でした」

――本作の魅力はずばりどこでしょうか?

「本作の魅力は、やはり感動的な物語にあると思います。主人公の怪盗グルーが愛によって変わることができるか、というのがメインテーマです。グルーに対して、観客は最初、悪党だから好きになれないかもしれないという懸念を持つはずです。そこに可愛らしい少女たちが出てきて、彼女たちは彼を悪党ではなく、お父さんになる人かもしれないと見ます。彼女たちの愛情が彼をだんだんと変えていく様が非常に魅力的で、感動を覚えるところだと思います」

――本作を3Dにした理由を教えてください

「3Dというものは、CGのプロセスの一部だと思っています。アーティストたちはCGアニメーションを作る時、コンピューターの中では既に三次元で作り上げているんです。手書きの平面の世界ではなく。我々としては、劇場で娯楽性の高いものを提供し、そういうものを是非体験していただきたいという目標があります。いろんな手法がありますが、3Dはそういった経験をより高めるための道具だと思います。重要な道具ですし、色々な使い方があります。観客には驚いてほしいし、感動してほしい。この2つには視覚的な体験というものが、劇場空間での体験として、とても大事なものだと思っています」

――実写もアニメも今や空前の3Dブームです。これについてどのような考えをお持ちですか?

「ここ一年でいろんな国に行って感じたことは、観客は3D体験をとても歓迎しているということです。映画制作者たちは、3Dをストーリーを語るうえでの重要なところで使用するなど、きちんと規制してうまく使わないといけないと思います。単に3Dで見せたいからストーリーと関係ないところでも使ってしまったり、仕掛けのように使ってしまったり、誤った使い方をしていくと、これからの一年で3Dは飽きられてしまうでしょうね」

――本作はハートフルでとてもユーモアに満ちた作品です。クリス氏が本作で一番訴えたかったことは何でしょうか?

「愛というものが人を変えるうえで一番強い力になるということ、血のつながりがなくとも、愛や思いやりがあれば、家族になりうるということです」

――クリス氏の夢を聞かせてください

「映画を作るうえでは、中心になるキャラクター、主人公というのが一番大事だと考えています。人々の心に残る、記憶に残るキャラクター作りを目指しています」

10月23日のグリーンカーペットにも登壇したクリス・メレダンドリ。舞台挨拶では「日本が大好きで、この10年で7回ぐらい来日している」とも語ってくれた。大人も子供も楽しめる、“アトラクション3D”と銘打たれた本作だが、全米の快進撃に続き、ここ日本でも期待に応えられるか。公開が楽しみな一作だ。【MovieWalker】

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