• Movie Walker TOP
  • ニュース
  • 「シティーハンター」冴羽リョウが愛される理由。神谷明、リョウとの出会いは「事件にして奇跡」
  • INTERVIEW

「シティーハンター」冴羽リョウが愛される理由。神谷明、リョウとの出会いは「事件にして奇跡」

2019年2月10日 16:15

声優の神谷明が「リョウは僕の集大成ともいうべき存在」と語る理由とは?

無類の女好きにして伝説の始末屋(スイーパー)・冴羽リョウと、そのパートナー・槇村香の活躍を描く「シティーハンター」が、20年ぶりに復活。『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』(公開中)となって、スクリーンに登場した。映画化決定のニュースが報じられるとネット上にも歓喜の声が相次ぐなど、「シティーハンター」、そしてリョウがファンの心に生き続けていたことが証明されたが、リョウを演じている声優の神谷明にとっても「僕の集大成ともいうべき存在。ナンバーワンのキャラクターです。まさかもう一度会えるなんて…本当に感激しています」と彼は特別な存在だという。神谷が「リョウとの出会いは、事件にして奇跡」と力を込める理由。そして、時代を経ても愛されるリョウの魅力について、語ってもらった。

原作は、1985年に北条司が「週刊少年ジャンプ」にて連載を開始した漫画「シティーハンター」。87年にはテレビアニメの放送がスタートし、大ヒットシリーズとなった。20年ぶりの新作となる本作では、裏社会ナンバーワンの腕を持つ“シティーハンター”リョウと相棒の香のもとに、モデルの亜衣がボディーガードを依頼にやって来る。美女の依頼を快諾したリョウだが、やがて巨大な陰謀に巻き込まれていく。

【写真を見る】かっこよすぎる!冴羽リョウが愛される理由を、声優・神谷明が語る | [C]北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

20年ぶりにリョウ役オファー!「うれしさと不安が襲ってきた」

99年放送のテレビスペシャル以来、久々にリョウを演じることとなった神谷。オファーを受けた率直な感想はどんなものだったろうか。「読売テレビの諏訪道彦プロデューサーとは、『シティーハンター』の後にも『YAWARA!』や『名探偵コナン』など、ずっとご一緒させていただいていて。諏訪プロデューサーが『シティーハンター』の新作についての企画書を作っているのは、お伺いしていたんです。『実現するといいな』と思っていたんですが、2年前に僕も70歳になりまして。『もう無理だろうなあ』と思っていたんです。そんな時に本作のお話をいただきまして。驚きとうれしさが同時にやってきました」と喜びをあふれさせたが、次には「大きな不安がやってきた」と打ち明ける。

「放送当時は、僕も40代で脂の乗り切った状態です。もちろん表現力は向上していると思いますが、テンポ、緩急など当時のように演じられるのか。ファンの皆さんの期待するリョウが演じられるのか、という不安が襲ってきたんです。返事をするまでに一週間かかりました」。しかしながら「うれしさが勝った」と笑顔を浮かべ、そこからは収録までの1年間、みっちりと鍛錬に励んだという。「役に入る準備として、テレビシリーズを観なおして。当時の自分がどのようにリョウに向き合っていたのか。もちろん感覚は残っているんですが、それを客観的に見て、もう一度イメージを固めようと考えました。滑舌や発声の練習も注意深く行って収録に臨み、いま持っている力をすべて注ぎました」と並々ならぬプロ意識を見せる。

神谷だけでなく、香役の伊倉一恵、冴子役の一龍斎春水、海坊主役の玄田哲章、美樹役の小山茉美ら、テレビアニメ放送当時のオリジナルの声優陣が顔を揃えたが、神谷の不安をもっとも吹き飛ばしてくれたのが、彼らの存在だ。「収録初日、現場に行ってみんなの声を聞いたら、あっという間に時間が20年前に戻りました。僕から見た伊倉さんはまさに香そのもの。実際、2人でマイクの前に立って第一声を発したら、ちゃんと“リョウと香”になる」。

出ました!香ちゃんの100tハンマー! | [C]北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会

関連映画

関連映画ニュース

[C]北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会| [c]北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会