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『半次郎』東京凱旋挨拶で榎木孝明が「日本人の誇りを取り戻してほしい」

2010年9月30日 15:58

舞台挨拶に登壇した、左から、平原綾香、AKIRA、榎木孝明、白石美帆、五十嵐匠監督 | [c]2010「半次郎」製作委員会

10月9日(土)公開の『半次郎』の東京凱旋舞台挨拶が行われ、榎木孝明、AKIRA(EXILE)、白石美帆、五十嵐匠監督、本作の主題歌を歌う平原綾香らが登壇した。さらに、先日パ・リーグ優勝を飾り、鹿児島県出身のソフトバンクホークスの川崎宗則選手から本作への熱いメッセージも届いた。

企画制作に13年もの歳月をかけた本作は、西郷隆盛の右腕的存在として彼を支え、維新に尽力した薩摩武士・中村半次郎の生涯を描き出す歴史ドラマだ。半次郎役の榎木孝明が同郷の偉人を映画化するべく企画から参加した。

作について、榎木は「歴史には隠された真実があります。スポットによって歴史の認識が変わってくる、という面白さがあります。人斬り半次郎というイメージが小説の影響で一人歩きしているきらいがありますが、半次郎は好き好んで人殺しをしていたわけではありません。そういう認識を変えたいと思って、作った映画です」とコメント。また、時代劇初挑戦のAKIRAは、「実際に実在した人物を演じるのは初めてのことでしたので、プレッシャーでした。天国にいらっしゃる永山弥一郎さんご本人が、俺はそんな甘っちょろい人生を送ってないぞと言われるような失礼があってはいけないので、実際にはお会いしたこともない方だけれど、映画の中で精いっぱい生き抜こうと思いました」と役柄への強い意気込みを語った。登壇者で紅一点、凛とした役柄を演じた白石は「さとさんも実在の人物で、京都のキセル屋の娘なのですが、生涯70歳以上まで一人身を貫いた女性です。さとさんの想いや当時のことを考えると、女性ならではの気持ちになるというか、戦場には行けないので戦えないけれど、芯を強く持って、強い女性でありたいなと思いました」と振り返り話した。そして、本作への熱いメッセージを届けた川崎宗則選手は「薩摩武士・中村半次郎の男気は、古き良き日本人の心を感じさせてくれるものがあります。決して自分のためではなく、故郷を、そして仲間を思っての行動には、今に活かせる精神力の強さがあると思います。鹿児島出身の僕としても、ぜひ大勢の方に観てほしいと思います」と思いをコメント。最後に、榎木は「大胆な企画でここまで辿り着いて、ほっとしています。彼らの生き様のかっこよさを描きたかった。今日本ではいろんな事件が起きていて、日本は自信をなくしていると思うんです。日本人は、精神性を含めて素晴らしい民族なんだということ、またそういった誇りを取り戻してほしい、という想いを込めて作りました。男性も女性もかっこよかった時代のことを観てほしいです」とコメントし、五十嵐監督は「幸せな映画だなと思った。何も言えないです」と一言、締めくくりの挨拶となった。【MovieWalker】

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