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『ソウ ザ・ファイナル 3D』公開間近!ゴードン役のケアリー・エルウェズが『ソウ』を語る

2010年9月30日 18:00

ゴードン役を演じるケアリー・エルウェズ
ゴードン役を演じるケアリー・エルウェズ[C]2010 Lions Gate Films Inc.All Rights Reserved. photo:Brooke Palmer

ホラーシリーズで最も人気の高い『ソウ』最終章『ソウ ザ・ファイナル 3D』(10月30日公開)の日本公開がいよいよ間近に迫ってきた。今回、シリーズ第1作目でゴードン役を演じたケアリー・エルウェズが最終章で再登場! その彼が本作についてたっぷり語ってくれた。

――第1作目の『ソウ』に出演された後、5作おいて今回の作品にまた出演となったわけですが、今まで出演を見合わせていたのですか? それとも出演依頼や出番がなかったということでしょうか?

「他の役回りで出演依頼はあったんだけど、最後の作品まで待ちたかったんだ。最初の作品に出たから、ブックエンドみたいに、今度は最後の作品に登場して、きれいに締めくくりたかったんだよ」。

――戻ってきた感想は? 前回と撮影上、違ったことは? 3D撮影とか?

「それは確かに違ってたね。3D撮影にはすごく忍耐がいるんだ。俳優、制作者どちらにとってもね」。

――もっと時間がかかるということですか?

「そうだ。まだ新しいテクノロジーだし、解決しなきゃいけない問題点も多々ある。実際、3D用のカメラが1台、撮影中に故障したんだ。幸いなことに予備があったので良かったけどね」。

――3D撮影はテイク撮りの間が空くということですか?

「いや、違う。トラブルはカメラの故障だけで、頻繁に起こるわけじゃない。第1作目では座ることもできなかったんだ。椅子もなかったんだからね! 誰の椅子もなかったんだ。本当に一度も座らなかった。座ったとすれば、機器に問題があったりした時くらいさ。今回はかなり座っている時間があった。でも、普通の映画以上ということはなかったよ。3D部分を含めてもね。つまり3D撮影のせいでスケジュールが遅れたということはなかったということさ。良いことじゃないか」。

――1作目の時と監督も脚本家も違います。そんな中でプロデューサーたちと初登場の時との一貫性を持たせた役作りをしていくのは大変だったんじゃないですか?

「それについてはとてもラッキーだったんだ。このシリーズに僕のキャラクターを再登場させるという決定は、ファンからの希望によるものだったから、ドクター・ゴードンがどのような形で再登場するか、また、どのように発展していくかというのはとても入念に計画されたんだ。制作者の勝手な判断などではなかったんだよ。脚本を初めて読んだ時、ピンと来た。ファンは絶対に裏切られないだろうって。みんな、きっと満足してくれるはずだよ」。

――『ソウ』シリーズは全作観ましたか?

「もちろんだよ。でも、今回のラストが最高であることは疑いようもないね。テクノロジーの発達が間に合って、3Dで撮れるようになって良かったよ。この映画はなんといっても3D立体映像に最適だからね」。

――トビン・ベル、彼と一緒のシーンはありました?

「うん、トビンはジグソウとしてまた出演してるよ。彼が戻って来たのは良いことだった。このシリーズがこんなにも長い間、支持を受けている理由の1つは、トビンが作り出したジグソウというキャラクターがファンの共感を得続けているからなんだから」。

――コメディ的な要素はありますか?

「コメディ的な要素が入り込む余地はないんだよね。そういう類の映画じゃないとだけ言っておくよ。怖すぎて笑っちゃう、というのは、もしかしたらあるかもしれないけど(デモ的に笑ってみせる)。実際、僕もあまりの怖さに思わず2、3回笑っちゃったよ」。

――新作についてしゃべるのは難しいみたいなので、前の作品についての質問です。初めて『ソウ』の脚本を読んだ時、どんな印象を持たれましたか?

「初めて読んだ時、まず脚本を読んで、それからジェームズ・ワン(監督)に会ったんだ。『これは利口なやりかただな』と感じた。ほとんど1つの部屋で展開する物語だからね。舞台劇のように読めた。僕は役者だから当然、演劇は好きだ。ジェームズに会った時、僕は尋ねてみた。「なぜふたりの登場人物を一部屋に閉じ込めたんだい?」と。ジェームズは答えたね。『経済上の決定だよ』。ジェームズは、故郷のメルボルンで友達や家族から金を借り集めて、予算5000ドルくらいで撮影しようと思ってたんだ! ジェームスとリーが脚本を執筆中に出てきたアイデアなんだそうだ」。

――何日間でしたっけ? 1日あたり何時間?

「18日間。1日の撮影時間が13時間を超えることはなかった。プロデューサーの1人で、今回もプロデューサーとして名を連ねているダン・ヘフナー、彼は第一助監督でもあったんだが、素晴らしい人物なんだ。さて、そのダンにはルールがあってね。『撮影が13時間を超えるとみんな疲れる。ミスも多くなる。怪我だって増える。だから撮影は1日13時間を超えてはいけない』。そのおかげで13時間を超えることはなかった」。

――あなたのもっとグラマラスな出演作品、たとえば『Edison』(05、日本未公開)とかと比べてどちらが好きですか?

「僕は働くのが好きなんだよ。常に仕事のある役者であることをとても感謝している。特に経済がこんな状態にあって、映画の製作数が史上最低だといわれるなかで、仕事があるということ、常に働いていられるということを、日々感謝しているんだ」。

――撮影のせいで、悪夢を見たりしません?

「できあがった映画を観た後、あまり良く眠れなかったよ。ものすごく生々しいから」。

――撮影中は気にならないんですか?

「不思議なことに大丈夫なんだよ。撮影中は、それらしく見えるようにしているだけなので、その日の撮影が終われば忘れるのは簡単なんだ。でも奇妙なことに映画館で座って見てると脳や意識に焼き付けられるみたいで、忘れられないんだ。全く違う経験だね、実際にそこにいるのと、見せられるのは。僕は映画を観る時は、疑念はいったんお預けにするんだ。自分が出ていても、他人が出ていてもね。ストーリーに乗ってみることにしている。その方が楽しいからね」。

――最後に、日本の配給会社からのリクエストなんですが、ファンの皆さんに一言お願いできますか?

「ハーイ! 僕はケアリー・エルウェズです。『ソウ』シリーズで、ドクター・ゴードンを演じています。ロンドンからワクワクしながらお話しています。今度の映画、楽しんでくださいね! きっと気に入ってくれると思います!」。

『ソウ ザ・ファイナル 3D』については箝口令が敷かれているため、内容について聞くことはできなかった。そのため、ゴードンが最終章でどのような役割を演じるのか、想像しながら待つしかない。シリーズ最終章は3D版だ。是非劇場で結末を見届けてほしい。【MovieWalker】

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