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売れっ子・高良健吾&谷村美月が意気投合!役者の醍醐味と困難を語り合う

2010年9月24日 17:21

新潟県小千谷市片貝町の花火大会(片貝まつり)にとても感動したという高良健吾と谷村美月
新潟県小千谷市片貝町の花火大会(片貝まつり)にとても感動したという高良健吾と谷村美月

若手実力派俳優の高良健吾と谷村美月が『おにいちゃんのハナビ』(9月25日公開)の兄妹役で共演。白血病を患う妹役で、頭を丸坊主に刈り上げた谷村を、高良がリスペクト。また、お互いに「役へのアプローチの仕方が似ている」と語るふたりが、役者の醍醐味について語ってくれた。

新潟県小千谷市片貝町の花火大会の実話を基に映画化した『おにいちゃんのハナビ』は、兄妹や家族の絆や友情を描く感動作だ。兄思いで白血病の少女・華(ハナ)役で、坊主頭にした谷村は、当時をこう振り返る。「単純に華という役柄が好きだったから坊主頭にしたいと思っただけで、あまり深くは考えませんでした。もちろん女の子なので、坊主頭になった瞬間はすごく衝撃があったけれど、そうすることに意味があると思ったし、私の意志を通してくれた事務所だったり、周りの環境がありがたかったです」。

そんな谷村の心意気に、高良はいたく感心する。「僕がすごいと思うのは、そんなふうに事務所に感謝するとか、『私はスキンヘッドにできなかったらこの役はしなかった』と言えるところです。女の子がスキンヘッドにするのはきついと思いますが、そういう気持ちを持てること自体がすごい」。

谷村と高良は、兄妹役を演じてかなり意気投合したよう。谷村は「私は昨年、いろんな方の妹役が多かったけれど、高良くんの妹役が一番しっくりきました。お芝居のアプローチの仕方や表現の仕方に自分と近い部分があり、目指す方向が一緒だったのでやりやすかったです」と言うと、高良もその弁に何度もうなずく。

『ボックス!』(10)でも共演したふたり。高良はこの後『雷桜』(10月22日公開)、『ノルウェイの森』(12月11日公開)、『白夜行』(1月29日公開)が、谷村は『十三人の刺客』(9月25日公開)、『行きずりの街』(11月20日公開)、『海炭市叙景』(12月公開)、『HESOMORI ヘソモリ』(2011年公開)と、話題作が目白押しだ。出演作選びについて高良は「僕が選んでいるんじゃなくて、最初、役に選ばれているって感じです。いろんな事情がある中で選ばれ、そこで好きなことをさせてもらっています」と語る。

谷村も「私の場合も、事務所の方が選んでくれます」と言う。「最近はようやく『美月ちゃんにこういう役をさせたい』って思ってくれる方がいらっしゃるので、いろんな役をいただいています。あとは、ナビゲーターや解説のお仕事も増えてきているので、流れに任せて何でも吸収してみようかと」。

そんなふたりに役者の醍醐味について聞いてみた。高良は「その役で僕が呼ばれたってことは、自分が必要とされているわけで、その状況がきっと嬉しいんです。だからどんなにきつくても、どこかで満たされていますね。感謝しつつも、その先を行かなきゃって今は思います」とキッパリ。谷村も、「転校に例えると、(現場は)毎日学校が変わるみたいなもの。新しい環境で仕事をするのは、かなりの体力とか色々必要で、しんどいって思うことの方が多いです。でも、達成感があるし、いろんな人に出会えて人間的にすごく成長できます」と熱く語る。

さらに高良は「現場を重ねれば怖さがなくなるかなって思ったけどそうじゃなくて、現場は本当にひとつひとつでしかない。前の現場でできたことが次の現場でできるかどうかも全然わからないし。僕も毎回いろんな学校に行っている気分です」と同意。

着実にキャリアを積んでいる演技派俳優のふたりが、実にすがすがしい表情で「毎回、ハードルだけが上がっていくんです」と口をそろえて語ったのが印象的だった。【Movie Walker/山崎伸子】

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