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『君の名は。』の次は『天気の子』!新海誠監督、待望の最新作が19年夏公開決定

2018年12月13日 17:05

ポスターから漂う新たな“新海ワールド”の予感! | [c]2019「天気の子」製作委員会

日本歴代4位となる興行収入250.3億円のメガヒットを記録する社会現象を巻き起こし、国内外で高い評価を獲得した『君の名は。』(16)から3年。ついに新海誠監督の最新作『天気の子』の公開が決定。13日に、都内で製作発表記者会見が行われた。

最新作『天気の子』は、天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を選択する物語。離島から家出し、東京にやってきた高校1年生の森嶋帆高は、怪しげなオカルト雑誌のライターとして孤独な生活を送り始める。そんなある日、帆高はたくましく生きる少女・天野陽菜と出会う。陽菜は、祈るだけで空を晴れにできる不思議な力の持ち主だった…。

会見の冒頭、川村プロデューサーは「完成前ではありますが、すでに全世界から配給のオファーが来ています」と『君の名は。』以上の拡がりを見せることを示唆。「『君の名は。』が大きい成功だったので、チャレンジャーとして映画が作れるかを主眼に置いた。世界で受け入れられるようなテーマを含んでいる作品になると思っている」と述懐し「雨、空、雲など、まだ残されてる新海さんの新たな映像表現が存分に観られる作品です」と、世界中に熱狂的なファンを持つ“新海ワールド”の新たな一面に自信をのぞかせた。

【写真を見る】新海誠監督最新作の製作発表会見が行われた

そして『君の名は。』以降、大きな期待が寄せられていた新海監督は本作の着想のきっかけについて「『君の名は。』でいただいた経験が大きい」と明かす。「当時のプロモーションが本当にきつかったんです(笑)」と笑いながら、「その時に青空を眺めていて、成長していた積乱雲の上にいって下からは見えない雲の上でゆっくりできたらなと思っていたら、そこで遊ぶような映画は面白いんじゃないかなって思ったのがきっかけです」と、“空”にまつわる物語を選んだ理由を説明した。

声の出演を務めるのは、2000人を超えるオーディションによって抜擢された2人の新進俳優。帆高役には人気マンガを舞台化した「『弱虫ペダル』新インターハイ篇」で主人公・小野田坂道役を演じた醍醐虎汰朗。そして陽菜役を岩井俊二監督の最新作『Last Letter』(19年公開)で松たか子演じる主人公の高校時代を演じるなど、19年にブレイクが期待されている森七菜。

会見に出席した2人はそれぞれ新海監督のファンであることを明かし、緊張の面持ちで大役に抜擢された喜びを語った。2人を選んだ決め手について訊かれた新海監督は「迷って迷って決めましたが、今はこの2人に決めてよかったと確信している」と自信たっぷりに語り「醍醐くんに関しては、帆高に似ているなと思った。立ち振る舞いとか初々しくて、一生懸命やってるけどから回っているところが可愛らしいし、応援したくなる人だと思った」とコメント。

それを受けて醍醐は「光栄です。嬉しくてニヤけたくなったけど、この場所でニヤけていいものなのか…」とニヤニヤした表情を浮かべる。また、新海監督から「捉えどころのない“天気”のような子だと思った。予想がつかないし、惹きつけられるし目が離せなくなる」と絶賛された森は「オーディションのあと、決まるまで何十年もあった気持ちがした。決まった時は初めて自分の耳を疑いました」と喜びをあらわにした。

また、キャラクターデザインを務めるのは『君の名は。』に引きつづき田中将賀。そして作画監督を務めるのはスタジオジブリの作品に多く携わり、『猫の恩返し』(02)や「機動戦士ガンダムORIGIN」などを手がけてきた田村篤。さらに美術監督には『言の葉の庭』(13)で繊細でドラマティックな“新海ワールド”を具現化した滝口比呂志など、日本を代表するアニメスタッフが集結。

会見の最後、新海監督は「とても観て楽しめる映画になるはずです。それと同時に、人はこう生きるべきだという、誰かを叱る映画ではなく、むしろ観た人に叱られるような映画にしたい」と意気込みを述べ「複雑でも面白い映画になると確信している。スタッフ一同邁進していますので、もう半年お待ちいただければ」とまとめた。『天気の子』は2019年7月19日(金)から全国公開される。

取材・文/久保田 和馬

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