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森山未來「縁を感じている」日本と北欧の才能が結集した『MISS OSAKA』が始動

2018年12月11日 6:30

デンマーク・日本・ノルウェー合作『MISS OSAKA』の記者会見が開催

昨年、国交成立150周年を迎えた日本とデンマークのスタッフ・キャストがタッグを組む、デンマーク・日本・ノルウェー3か国の合作映画『MISS OSAKA』のレセプションパーティーが10日、在日デンマーク大使公邸にて行われ、同作に出演する森山未來、阿部純子、南果歩、メガホンをとるダニエル・デンシック監督、そしてプロデューサーのマイケル・ハスランドが記者会見に出席した。

ノルウェー北部の大自然と大阪の大都会を舞台に、24歳の女性イネスの数奇な運命をたどる本作。ノルウェーで自分と瓜二つの容姿を持つマリアに出会い、憧れを持つようになるイネス。2人は仲を深めていくが、マリアは不慮の事故で死んでしまう。咄嗟に過去の自分を葬りマリアに成り替わることを決意したイネスは、マリアが働いていた大阪のナイトクラブ「MISS OSAKA」で働き始めるために日本へやってくる。

イネスが大阪で出会うミステリアスな男性シゲルを演じる森山は「最近スウェーデンやノルウェーのダンサーと仕事をしたり、北欧の人たちと関わる機会が多かったので、縁のようなものを感じている」と述懐し「監督のダニエルに会うのは今日が2回目。お互いのコミュニケーションの中で、脚本がどんどん変わっていったり、より良い撮影の仕方やキャラクターが構築されていくような空気を感じている」と、国境を越えたコミュニケーションが重要となる本作に、早くも手応えを感じている様子。

一方で、「MISS OSAKA」のトップホステス・アヤノを演じる阿部純子は動画によるオーディションとスカイプでのミーティングで抜擢されたことを明かし「役への思いが伝わったのかなと思って、すごく嬉しかったと同時に緊張もしました。監督の期待に添えるように精一杯演じさせていただきたいと思います」と語り、「憧れのデンマークと日本との文化のコラボレーションで、この作品が誕生することを楽しみにしております」と笑顔を見せる。

また、クラブのママさん役を演じるという南は「クラブという場所は私にとって未知数ですので、撮影前に新地のほうに取材に行って、お店のノウハウやママさんの立ち位置など修行して参りたいと思います」と意気込むと、最近語学留学をしていたことを明かす。「チャンスがあれば英語を話す映画に出てみたいと念じていたところ本作の話をいただいた。舞台が大阪で、私自身生まれも育ちも関西ですので、大阪風味のジャパニーズイングリッシュでお芝居をしたいと思います」とユーモアたっぷりに語った。

そんな中、メガホンをとるデンシック監督は「目標は日本とデンマーク、両方のお客さんに同等に楽しんでいただける映画を撮ること」と本作にかける想いをコメント。ドキュメンタリー作品を中心にキャリアを積み、ヨーロッパ有数の歴史を誇るカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭にも出品経験のあるデンマーク期待の新鋭監督が、日本人キャストとデンマークのスタッフ・キャストと共にどのような物語をつむぎ出してくれるのか、実に楽しみだ。

『MISS OSAKA』は19年1月から2月にかけて大阪で撮影が行われ、デンマークで2020年に公開予定。日本での公開は未定となっている。続報に期待したい。

取材・文/久保田 和馬

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