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山田孝之と佐藤健が語る、俳優業とプロデューサー業のいま

2018年11月25日 19:30

『ハード・コア』で共演した山田孝之と佐藤健

日本映画界のトップランナーである山田孝之と佐藤健が、狩撫麻礼(かりぶまれい)・作、いましろたかし・画による伝説的コミックを実写映画化した『ハード・コア』(11月23日公開)で共演。本作で兄弟役を演じた2人は、互いにリスペクトし合う仲だ。近年プロデューサー業にも力を入れ出した山田だが、佐藤はその背中をどう見ているのだろうか? 本作の撮影秘話と共に、2人の出会いから、俳優やプロデューサーとしてのいまについても話をうかがった。

本作のメガホンをとったのは、ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」や「山田孝之のカンヌ映画祭」、『映画 山田孝之3D』(17)などで山田と組み、日本のエンタテインメント業界に風穴を開けようとした山下敦弘監督だ。

『ハード・コア』で山田が演じるのは、曲がったことが大嫌いで、しょっちゅう暴力沙汰を起こすアウトローの権藤右近役。佐藤は、右近とは正反対で、一流商社に勤務するエリートの弟・左近役を演じた。右近は、精神薄弱気味の牛山(荒川良々)と共に、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しの仕事をしていたが、謎の古びたロボット“ロボオ”の出現により、彼らの人生は予想外の方向へと進んでいく。

山田孝之にずっと憧れを抱いてきた佐藤健

ある日、右近たちの人生を一変させる一大事が巻き起こる | [c]2018「ハード・コア」製作委員会

山田は、熱くて破天荒な右近と頭脳明晰で冷静な左近の兄弟関係は、山田と佐藤との関係性に通ずるものがあると言う。「僕、取材で言いまくっていますが、健は本当に頭が良いんです」。

では、山田自身は、不器用に生きている右近に共感する部分があるのか?と敢えて尋ねてみると「僕が世の中に順応して器用に生きているように見えますか?」と笑う。

佐藤も「孝之くんには、ずっとそのままでいてほしい感じです」と微笑む。「左近が右近に憧れを持っているのと同じく、僕も小さいころから山田孝之を観て育ってきていますから」。

山田は「それはやばい。佐藤健も、30歳くらいになったら化けちゃって、俺みたいになっちゃうかもしれない」と茶化したあと「俺は、頭の良い人が好きなので、健といると単純にワクワクします」とうれしそうに話す。

「健の仕事の仕方や、話す内容も含めてそう思います。彼がどういう人と組んで、どういうものを作っていくかということを、おもしろいなあと思いながら見ています」。

いまや盟友と呼べる間柄の2人だが、その出会いは共演作の現場ではなく、プライベートでの飲み会の場だった。佐藤は「僕はずっと山田孝之のファンでした」と当時を振り返った。

「『クローズZERO』(07)あたりから、孝之くんの作品をずっと観てきて、リスペクトしてきたので、初めて会った時は『山田孝之ってどんな人なんだろう?』と思い、質問攻めにしちゃいました(苦笑)。思っていたイメージよりもすごくしゃべってくれて、親しみやすい人なんだなと感じました」。

山田は「え?そうなの?覚えてない」と驚く。「僕はもともとよく喋るタイプなので、健にぐいぐい来られたという印象はなかったです。そのあと共演して、プライベートでは、一緒に『人狼ゲーム』をしたりしましたが、その時は健が怖かったです。健はゲーム好きだから、超真剣だったので(笑)」と言うと、佐藤は「自覚してました(笑)」とハニカむ。

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