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伊藤沙莉「悔しいことも傷つくこともあった」深川麻衣と共に最優秀新進女優賞を受賞!

2018年11月17日 20:25

伊藤沙莉、感無量!

東京都多摩市内で開催される映画ファンの祭典「第28回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて「第10回TAMA映画賞」の授賞式が11月17日にパルテノン多摩で行われ、最優秀新進女優賞を受賞した伊藤沙莉が登壇。マイク前に立つとさっそく瞳を潤ませ「ごめんなさい!(泣くには)早いですよね」と照れ笑い。「9歳からこのお仕事をさせていただいている。いまに至るまでの15年間は決して楽しいだけではなく、悔しいことも、傷つくこともたくさんあった」と声を震わせ、「こうやって誰かに認めていただいたり、求めていただけることは幸せ」と語り、会場から大きな拍手を浴びた。

「TAMA映画賞」は、“いきのいい”作品・監督・俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するもの。伊藤は、本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰する最優秀新進女優賞を受賞。『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』に出演し、「周りの俳優と化学反応を起こしながら自在に作品に溶け込み、“伊藤沙莉”ならではのキャラクター造形により作品に奥行きを与えている」と評価され、受賞を果たした。

これまでの軌跡を振り返った伊藤は「ここに立てているのは、皆さんの支えがあってこそ。この賞をスタートラインと思って、これからもより精進して、大好きなお芝居を楽しみつつ、いろいろな化学反応を起こしていければ」とさらなる飛躍を誓い、「まだまだ自分の知らない自分がたくさんいると思う。それを見つけていけたら」と女優業への希望を語っていた。

またこの日、一番の爆笑をさらっていたのが最優秀新進男優賞を受賞した吉村界人。「僕みたいなのがすみません、笑っちゃいますよね」と登場時から恐縮しまくりで、「稀有な感じで、すげえテンパってます」と苦笑い。「ちょっと司会の方、お願いします」と助け船を求めるなど、自然体の挨拶で会場を笑わせた。

『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』に出演し、難役に果敢にチャレンジ。個性派俳優の地位を確立しつつあるが「演じるのは、難しくて。できたなと思うことなんてない。いつも、不安で不安で仕方ない」と告白。「カメラの前で芝居ができないとか、ビビっちゃう時や恐れ、不安もある。そういう自分に負けちゃいけない」と「負けてはダメ」との精神で奮闘しているといい、「僕は身長が180センチあるわけじゃないし、かっこいいというわけでもない。頑張ろうという気持ちで、鼓舞している」とその言葉に込めた想いを明かしていた。

【第10回TAMA映画賞受賞結果一覧】

■最優秀作品賞:『万引き家族』(是枝裕和監督、及びスタッフ・キャスト一同) 、『寝ても覚めても』(濱口竜介監督、及びスタッフ・キャスト一同)

■特別賞:『モリのいる場所』(沖田修一監督及び山﨑努・樹木希林はじめスタッフ・キャスト一同) 、『カメラを止めるな!』(上田慎一郎監督、及びスタッフ・キャスト一同)

■最優秀男優賞:東出昌大(『寝ても覚めても』『菊とギロチン』『パンク侍、斬られて候』『OVER DRIVE』『予兆 散歩する侵略者 劇場版』)、松坂桃李(『孤狼の血』『娼年』『不能犯』『彼女がその名を知らない鳥たち』)

■最優秀女優賞:安藤サクラ(『万引き家族』『DESTINY 鎌倉ものがたり』)、松岡茉優(『勝手にふるえてろ』『万引き家族』『ちはやふる -結び-』『blank13』)

■最優秀新進監督賞:今泉力哉監督(『パンとバスと2度目のハツコイ』)、三宅唱監督(『きみの鳥はうたえる』)

■最優秀新進男優賞:吉村界人(『モリのいる場所』『悪魔』『サラバ静寂』『ビジランテ』)、吉沢亮(『リバーズ・エッジ』『猫は抱くもの』『銀魂2 掟は破るためにこそある』『ママレード・ボーイ』『悪と仮面のルール』『レオン』『斉木楠雄のΨ難』)

■最優秀新進女優賞:深川麻衣(『パンとバスと2度目のハツコイ』)、伊藤沙莉(『榎田貿易堂』『パンとバスの2度目のハツコイ』『寝ても覚めても』『blank13』)

取材・文/成田 おり枝

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