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『ペンギン・ハイウェイ』、続編の可能性は?TIFFの上映には「10回観た」という観客も!

2018年10月30日 7:15

石田祐康監督、続編の可能性についても胸の内を吐露!

第31回東京国際映画祭のJapan Now部門で森見登美彦の原作をアニメーション映画化した『ペンギン・ハイウェイ』の上映が行われ、トークセッションに石田祐康監督が登壇。「10回観た」という観客をはじめ、熱心なファンから次々と質問が上がるなか、劇中で印象深く描かれる“おっぱい”へのこだわりや、続編の可能性について胸の内を明かした。

「夜は短し歩けよ乙女」「有頂天家族」など数々のベストセラー作品を生みだした森見登美彦の小説を、気鋭のアニメーションスタジオ、スタジオコロリドが映画化した本作。知的好奇心旺盛な小学4年生のアオヤマ君が、気さくで胸の大きな憧れのお姉さんと、街に現れたペンギンの謎を解こうとする姿を描く。

この一年の日本を代表する作品の数々を映画祭独自の視点で選考するJapan Now部門で上映されたが、司会が「もう何度も観ている人?」と聞くとたくさんの手が挙がり、監督への質問タイムも熱気にあふれたものとなった。

ある男性からは「お姉さんがアオヤマくんを抱きしめるシーンに慈愛を感じた。おっばいの描写がすばらしいが、おっぱいへのこだわりは?」との質問が上がり、これには石田監督も照れ笑い。

このシーンではお姉さん自身の呼吸に合わせるように揺れており、石田監督は「アオヤマくんが人の温かみに触れるシーンとして、あれはとても大切なものだった」と解説し、「お姉さんが人間としての温かみを持っているということの、ひとつの象徴として描かなければいけなかった。ちゃんと呼吸もしていて、アオヤマくんを抱きしめる包容力もある温かい人間として描かなければいけなかった」とお姉さんとアオヤマくんの関係性を描くうえで欠かせないものだったと語った。

また「続編の可能性は?」と問いかけられる場面もあり、「いやあ、恐れ多くて、話が出たとしても僕のほうから“やめておきましょう”と言うかもしれない」とタジタジになった石田監督。

本作は「子どもの想像力の飛躍や、想像することに喜びや価値を置きたいという作品」と言うだけに、物語の続きは「(観客の)想像に委ねたほうがいいんだろうなと思います」と思いを巡らせ、可能性があるとすれば「むしろ過去の話」と告白。「『郵便少年』というお話があって。そちらのほうがまだ描きやすいのかもしれない」とアオヤマくんの前日譚を描いた森見の原作をあげていた。

取材・文/成田 おり枝

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