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ハリセンボン春菜の「〇〇じゃねぇよ!」でおなじみ!全米で最も危険なトンデモ監督とは?

2018年11月31日 21:00

「マイケル・ムーア監督じゃねぇよ!」というハリセンボン・近藤春菜のツッコミでおなじみのマイケル・ムーア監督。02年の『ボウリング・フォー・コロンバイン』で第75回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞し、一世を風靡した彼だが、若い世代にとっては“名前は聞いたことあるけど…”という存在かもしれない。彼の新作『華氏119』(11月2日公開)のタイミングで、彼はどんな人物なのか?その足跡を振り返ってみたい。

アメリカの闇に切り込む社会派監督

アポなしの取材スタイルでアメリカの社会問題に切り込んでいくマイケル・ムーア監督 | [c]Paul Morigi / gettyimages

ムーア監督は、本国アメリカでは知らない人がいないほどの超有名人。10代の頃から政治活動に関心を抱いていた彼は、1989年に、故郷であるミシガン州フリントで自動車工場が相次いで閉鎖され、失業者が増大したことを題材にしたドキュメンタリー映画『ロジャー&ミー』で監督デビューを果たす。その後も、アメリカ社会の闇に深く切り込んでいくドキュメンタリー作品を数多く手掛けていき、その痛烈なメッセージ性を含む内容が話題に。新作を発表するたびに映画界のみならずアメリカ社会をも大きく揺るがしてきた。

そんな彼が一躍注目を集めた『ボウリング・フォー・コロンバイン』では、99年に発生したコロンバイン高校銃乱射事件を発端に、銃社会であるアメリカの暗部にフォーカス。アメリカの歴史や文化を踏まえながら、重犯罪が多発する背景を告発し、日本でも大ヒットを記録した。その2年後の04年には、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領政権への批判的な内容を含む『華氏911』を発表。本作で、第57回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールと国際映画批評家連盟賞をダブル受賞した。

逮捕されたことも!過激なアポなし取材スタイル!

『華氏119』は11月2日(金)より公開 | [c]2018 Midwestern Films LLC 2018

刺激的な題材を扱ってきたムーア監督の特徴は、なんとも言っても“アポなし”の取材スタイル。『ロジャー&ミー』では、ゼネラルモーターズ会長のロジャー・スミスに幾度となく取材を敢行。『ボウリング・フォー・コロンバイン』では、当時の全米ライフル協会の会長だったチャールトン・へストンを直撃することで、映画のクライマックスを盛り上げる緊張感あふれる対決シーンを生み出した。

また余談ではあるが、ロックバンドのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「Sleep Now in the Fire」のPVでディレクターを務めた際、ニューヨーク証券取引所前でゲリラ撮影を行うとファンが殺到する騒ぎとなってしまい、まさかの逮捕!PVには警察に連行される監督の姿が収められている。

トランプ大統領がターゲットの最新作でもやりたい放題!

ミシガン州知事邸に汚染水をまき散らすなど、過激なスタイルは健在! | [c]2018 Midwestern Films LLC 2018

最新作『華氏119』では、現職のアメリカ合衆国大統領であるドナルド・トランプをターゲットに、彼を大統領として選んだアメリカ社会の問題点に肉薄していくムーア監督。本作でも、アグレッシブな取材による緊迫感あふれる映像は健在で、親トランプ派の人物に「私の友を糾弾する?やってみろ。大変な報復を受けるだろう」と警告されたり、全米ライフル協会のTシャツを着た男に「表に出ろ」と迫られたりと、一触即発の場面が多数見受けられる。

さらには、水道水の汚染が話題となったミシガン州フリントの汚染水を、ミシガン州知事邸に放射するパフォーマンスを行うなど、トランプ大統領のみならず、さまざまな方面に牙を向けるやりたい放題っぷりだ。

全米一のお騒がせ監督ことマイケル・ムーアが、新作でどんな問題提起をしてくれるのか、ぜひスクリーンで確認してほしい!

文/トライワークス

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[c]Paul Morigi / gettyimages| [c]2018 Midwestern Films LLC 2018| [c]2018 pictures dept. All Rights Reserved| Outlaw King RC credit George Pimentel WireImageGetty for TIFF 09| [c]JUNKO