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ジョン・カーペンター『遊星からの物体X』が、36年ぶりにスクリーンに甦る!

2018年8月16日 8:00

伝説の傑作がスクリーンに復活! | [c]1982 UNIVERSAL CITY STUDIOS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

2014年にイギリス誌が発表した「SF映画オールタイムベスト」で『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)や『ターミネーター2』(91)といった人気作を抑え、12位にランクインしたジョン・カーペンター監督の傑作SFホラー『遊星からの物体X』。熱狂的なファンを獲得し多くの映像作家に多大な影響を与えてきた本作が、デジタル・リマスター版として36年ぶりにスクリーンに帰ってくることが決定した!

SF界の大家ジョン・W・キャンベル・Jrの代表作「影が行く」を映画化した『遊星よりの物体X』(51)を、同作に影響を受けて映画製作を志したカーペンター監督が自らの手でリメイクした本作は、南極基地に現れた宇宙生物と12人の隊員たちの死闘を描き出す。

冬の南極基地を舞台に、宇宙より飛来し10万年もの間氷漬けになっていた未知の生命体が永い眠りから解き放たれ、人類へと襲いかかる。人間の体内に侵略し、擬態する“物体X”は、南極隊の仲間へと次々に姿を変え、孤立した基地内に潜む。やがて疑心暗鬼に陥った隊員たちは、死と隣り合わせの混乱の一夜を迎えることに。

主演を務めるのは『ザ・シンガー』(78)や『ニューヨーク1997』(81)でカーペンター監督とタッグを組んだ、当時31歳のカート・ラッセル。本作の後も『ゴースト・ハンターズ』(86)や『エスケープ・フロム・L.A.』(96)でカーペンター監督作の主演を飾り、近年は「ワイルド・スピード」シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(17)に出演するなど、今なおハリウッドの一線級で活躍する名優だ。

ほかにも後に『レジェンド/光と闇の伝説』(85)でアカデミー賞にノミネートされる当時22歳のロブ・ボッティンが担当したおぞましくも斬新なクリーチャーデザインや、イタリアの至宝エンニオ・モリコーネが担当した音楽など、注目すべきポイントが盛りだくさんの本作。

今回のデジタル・リマスター版公開にあたり、日本ホラー映画界の代表的存在で、最新作『旅のおわり、世界のはじまり』(2019年公開)が控える黒沢清監督は「凄い特殊造形と、凄い俳優と、凄い音楽があれば凄い映画ができ上がる。他は何もいらない。それは、1982年カーペンターのこの作品によって実証された映画の基本原理だ」と、本作が後の映画界に与えた大きな影響を感じさせるコメントを寄せている。

まだ本作を観たことがない人はもちろんのこと、36年前にリアルタイムで本作を観た人や、すでに映像ソフトで観た人も、映画史に燦然と輝きつづける傑作を劇場のスクリーンで堪能できるまたとない機会に、是非とも足を運んでほしい。『遊星からの物体X』デジタル・リマスター版は10月19日(金)から全国公開される。

文/久保田 和馬

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