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あの監督も嫉妬した!?世界が絶賛した“異色のゾンビ映画”のここがスゴい!

2018年6月23日 21:00

無名の日本人監督による作品でありながら、世界各国の映画祭で大反響を呼んだ、異色のゾンビ映画が現在公開されている。その名も『カメラを止めるな!』。綿密に練られた脚本とあっと驚く展開で、単なるゾンビ映画にとどまらない超ド級のエンターテインメント作に仕上がっており、すでに日本映画界でも話題騒然。映画ファンなら“見逃し厳禁”の本作のいったいどこがスゴイのか解説したい!

名だたる大物監督たちが、若き才能に絶賛!嫉妬!

『カメラを止めるな!』は現在公開中 | [c]ENBUゼミナール

自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していると、なんと本物のゾンビが出現。しかし臨場感を過剰に求める監督は、クルーが襲われゾンビ化していくなかでも撮影を続行する。撮影現場は、阿鼻叫喚の決死のサバイバルに変貌していくが…。

あらすじだけ聞くと、なんの変哲もないゾンビ・ホラーのように思われるこの作品。だが、本作を見終えた名だたる映画人たちがこぞって絶賛の声を上げている。『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督は、「よくあるゾンビ映画かと思っていると展開にやられる。役者の匿名性や芝居の優劣が進行を予期できない」と称賛。『桐島、部活やめるってよ』(12)の吉田大八監督は、「ちょっと嫉妬はした」とライバル心を露わにする。「パズルのピースがピチッとはまりまくる快感に酔いしれているうちに映画はあっという間に過ぎていく」と、そのクオリティーの高さに舌を巻くのは、『淵に立つ』(16)の深田晃司監督だ。

観るものをグッと引き込む、37分間の長回しゾンビシーン

よくあるゾンビ映画とは、一線を画す異色作となっている | [c]ENBUゼミナール

冒頭はむしろローテンション。ほぼ無名のキャストに、演劇調のセリフ、飛び散る血糊は、良くも悪くも“チープっぽさ”が漂う。ところが、ゾンビが登場するあたりから、観る者にある違和感が…。

37分にわたるワンカットのゾンビシーンが一気に観るものを引き込んでいく | [c]ENBUゼミナール

主な舞台である山奥の廃墟を中心に、必死で野山を逃げ惑う男女たち。老朽化した階段や地下通路を駆け抜け、ゾンビ相手に格闘するアクションの全てを、一つのカメラがひたすら追従する。なんとこのサバイバル劇は、“37分間ワンカット”で撮り続けているのだ!息もつかせぬ展開&カメラワークに一気に引き込まれる。

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