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堂々1位スタートの『万引き家族』は意外や飯テロ映画?

2018年6月12日 6:30

第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で日本映画としては今村昌平監督の『うなぎ』(97)以来、21年ぶりに最高賞パルムドールに輝き、公開前から話題を集めていた是枝裕和監督作『万引き家族』。6月8日に公開されるや、6月9日・10日の週末映画動員ランキングで堂々初登場1位となった。

2018年公開の邦画の実写作品としてはNo.1スタートの好記録となった『万引き家族』 | [c]2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

20代からシニアまで幅広い層から支持を受け、満席となる劇場も出るなどした本作。土日2日間で動員35万人、興収4億4500万円を記録したが、これは今年公開された邦画の実写作品では1位となる好スタート。6月2日・3日に行われた先行上映と公開初日を加えた計5日間の累計は動員61万人、興収7億7200万円となった。

是枝監督作のテレビ放送も好影響

カンヌ国際映画祭パルムドール受賞という触れ込みが好影響を及ぼしたのは間違いないが、さらに効果的だったのが、公開2日目の6月9日にテレビ放送された『海街diary』(15)。他局でも関連作品のテレビ放送はあるが、“家族”というテーマを描き続ける是枝監督だけに、テレビ放送を見て関心を示し、劇場に足を運んだという人も少なくない。6月16日(土)には『そして父になる』(13)の放送も予定されていて、この週末も混雑は避けられそうにないだろう。

実は飯テロ映画!?

【写真を見る】城桧吏演じる祥太の食事シーンが話題に | [c]2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

ちなみに同作の感想をSNSで検索すると、“コロッケが食べたくなる”という声が多かった。予告編でもリリー・フランキー演じる父・治が少女に“コロッケ食べる?”と話しかけるシーンがあるが、庶民の食べ物であるコロッケが重要なアイテムになっている。城桧吏演じる祥太がカップ麺にコロッケを浸して食べるシーンがあり、これが“おいしそう!”と評判になっていて、実はまさかまさかの飯テロ映画でもあったわけだ。

『妻ふり』の1館あたりの興収は『万引き家族』に次ぐ数字に

全国73スクリーンと小規模での公開もあり、惜しくもランクインには届かなかった『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』 | [c]2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

同作以外の初登場作では『リング』シリーズの中田秀夫監督による『終わった人』が4位に、『羊と鋼の森』が6位にランクイン。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は全国73スクリーンと小規模での公開ということもあり、11位と惜しくもランク外となったが、20代を中心に夫婦や恋人、友人など62%が連れ立っての来場で、1館あたりの興収は『万引き家族』に次ぐ2位に。公開劇場の増加も決まっていて、2週目以降のランクインもあるかも?

文/トライワークス

以下は、1~10位までのランキング(6月9日・6月10日)
1位 万引き家族
2位 デッドプール2
3位 50回目のファーストキス
4位 終わった人
5位 名探偵コナン ゼロの執行人
6位 羊と鋼の森
7位 ピーターラビット
8位 OVER DRIVE
9位 妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII
10位 恋は雨上がりのように
※興行通信社調べ

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