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「名探偵コナン」の原作者・青山剛昌が藤本賞授賞に感激「映画界における沢村賞」

2018年5月31日 14:05

「名探偵コナン」の原作者、青山剛昌先生が満面の笑み
「名探偵コナン」の原作者、青山剛昌先生が満面の笑み

映画製作者の功績を称える第37回藤本賞の授賞式が、5月31日にパレスホテル東京で開催。「藤本賞」には、人気シリーズ21作目の『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』(17)の製作陣が輝いた。原作者の青山剛昌は「藤本賞というのは、映画界における沢村賞だと聞きまして、巨人ファンで野球ファンの僕は取れてうれしいです」と満面の笑みで喜びを語った。

『名探偵コナン から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』は5年連続の興行収入新記録し、530万人の動員を成し遂げた。「藤本賞」の受賞者は、青山と、近藤秀峰、米倉功人、石山桂一の製作陣4名だ。

小学館の近藤は「小学校の頃から、1度も賞状をもらったことがなくて。本当にありがたい話です」と笑いをとった後、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(16)で、それまでとは違うヒットを飛ばしまして、この盛り上がりをどうやってこれからのコナンにつなげていくのかということが、コナンチームの課題でした。21作目を作るにあたり、これはコナンの原点回帰、どうやって面白さを伝えていくのかと考えてやりました」と熱い想いを語った。

ちなみに現在公開中の22作目『名探偵コナン ゼロの執行人』は、4月13日より全国公開され、6年連続でシリーズ歴代最高興収記録を更新した。公開から45日目の5月27日時点で、すでに動員数580万人を超え、興行収入は75億円を突破するメガヒットとなった。

また、藤本賞・特別賞を受賞したのは、『銀魂』(17)の松橋真三だ。「私自身はごくごく平凡なさしたる才能のない人間ですが、ただ、平凡がゆえにできることがあります。それは、1番最初に観客の目線で、『こんな作品があったらいいな』と妄想を抱けることです」。

さらに、『銀魂』を手掛けたのは、福田雄一監督のTwitterに送られてきた「『銀魂』やったらいいのに」というコメントがきっかけだったと明かした。「僕が福田さんに『実現できるように頑張りますので』と、そこから動き始めました。それをスルーしていたら『銀魂』は生まれてなかったかもしれないと思うと、自分がやっている意味がそこにあったなと、感慨深かったです」。

藤本賞・激励賞は、『君の膵臓をたべたい』(17)のプロデューサーである春名慶と臼井央が受賞した。春名は「わりと僕が作る映画はヒロインが死んじゃうから、続編が作れない」と苦笑いしたあと「また、新たなヒロインを見つけて、この壇上に上がれたらと」と笑顔で語った。

取材・文/山崎 伸子

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