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斬新!殺す相手や仲間の顔を忘れてしまう殺し屋って!?

2010年4月02日 13:31

フランスの国民的歌手で、『ゴダールの探偵』などの個性派俳優ジョニー・アリディが渋い! | [c]2009 ARP - MEDIA ASIA ALL RIGHTS RESERVED.

『ザ・ミッション 非情の掟』(00)や『エグザイル 絆』(06)など、震えるような男の美学を活写してきたジョニー・トー監督の最新作『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』(5月15日公開)は、かなり斬新なフィルム・ノワールだ。ある男の復讐劇なのだが、主人公コステロは、復讐相手はおろか、復讐の動機もあやふやという“忘れん坊”な殺し屋なのだ。そんな物語って成り立つの!?

コステロは、表向きはレストランのオーナーだが、腕利きの殺し屋だった過去を持つ男。犯罪映画ではとかくありがちな設定だが、彼の場合とても“斬新”なのが、以前頭に受けた銃弾のせいで徐々に記憶を失いつつあるという“大問題”を抱えている点だ。そんな中、マカオで暮らす娘家族が何者かに惨殺されたため、復讐すべく単身でマカオ入りする。問題はここからだ。

勝手が分からぬ異国の地で、3人のヒットマンを雇えたまではよかったが、彼は仲間の顔が覚えられない。いつも3人を写したポラロイドに名前を書いたものを持ち歩いているが、実際に銃撃戦の後で仲間とはぐれてしまいトホホ状態。やがて写真のない復讐相手や復讐の動機があいまいになっていくのだからさあ大変!

もちろんジョニー・トーだから、見せ場のガンファイトシーンは、スタイリッシュでもはや芸術の域だ。そこで、ぐっと心をわしづかみされつつ、主人公の致命的な問題には最初から最後までドキドキハラハラ。クライマックスには、前のめりになってしまいそう!

果たしてこの“忘れん坊”な殺し屋は、娘の敵討ちをきっちりと果たせるのか!? それはスクリーンであなた自身が確かめてみてほしい。【Movie Walker/山崎伸子】

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