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2055年の地球はこうなる!? 地球温暖化が招く衝撃の事実とは

2010年3月29日 19:42

“未来”から放たれるメッセージはリアルに胸に響くはず
“未来”から放たれるメッセージはリアルに胸に響くはず[c]Spanner Films

さまざまな機会に“エコ”が叫ばれるようになった現代。だが、本当にその意味を分かっている人はどれだけいるのだろうか? そんなことを突き付けられる『THE AGE OF STUPID』(公開中)は、地球温暖化をテーマにしたドキュメンタリー。昨年の国連環境ウィークでは世界40か国で世界同時プレミア上映されて話題となった作品だ。

本作は、ただのドキュメンタリーではない。なにしろ主人公は“人類最後の男”。まるでSF映画にありそうな設定だ。舞台となるのは、荒廃した2055年の地球。“最後の男”は、地球温暖化ですっかり氷が溶けた北極の地下施設で暮らしている。

ここでSFならば、男は地球を救うために奮闘し、敵となるエイリアンと闘うだろう。だが彼は、地球がダメになった理由が、エイリアンでも怪獣でもないことを知っている。悪いのは、“THE AGE OF STUPID=愚か者の時代”に生きる、私たちなのだ。

劇中、“現代”はアーカイブ映像として紹介される。ここで語られるのは、風力発電の開発を進める男性や、石油汚染除去活動をサポートする古生物学者、イラク戦争で家を失った幼き少女ら6人のリアルな姿。ドキュメンタリータッチの映像にアニメーションを挿入したり、「スター・ウォーズ」風のスコアを音楽に使うなどの多彩な語り口が、地球が滅びた理由を、分かりやすく、けれどもリアルに浮かび上がらせていく。

では、“人類最後の男”が教えてくれるのは一体何なのか? それは、自分だけが生き延びるための手段などではなく、現代の生活を続けていった人類の未来。あとに残るのは「人類はなぜチャンスがあるうちに、自分たちは何もしなかったのか?」というメッセージ。これこそが、現代のホラーといえるだろう。“エコ”を声高に叫ぶ前にぜひ、見ておきたい作品だ!【トライワークス】

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