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「ハルヒ」「けいおん!」『映画 聲の形』まで! 知らない人に伝えたい“京アニ”作品の魅力

2018年1月05日 18:00

中二病だった黒歴史を消そうとする少年・勇太と、中二病真っ只中の少女・六花。2人の淡い恋模様を描いた人気アニメ「中二病でも恋がしたい!」の劇場版第2作『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』が、1月6日(土)より公開。劇場版初の完全新作、さらに高校3年生への進級を間近に控えた勇太と六花が“かけ落ち”する超展開とあって、ファンの期待は大いに高まっている。

「邪王真眼の使い手」を名乗る六花の中二病もさらにレベルアップ?(『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』) | [c]虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会

アニメーション制作を担うのは京都アニメーション。これまでも本作のTVシリーズや劇場版第1作、そして「けいおん!」「Free!」『映画 聲の形』(16)といった数々のヒット作を世に送り出してきた制作スタジオだ。そんな“京アニ”の作品は、なぜアニメファンに愛されるのか?ここでは、観る者を惹きつける3つの要素に迫ってみようと思う。

セリフなしでも心情が伝わる、作画の豊かな表現力

【写真を見る】爆音映画祭での『映画 けいおん!』上映は、1月13日(土)22:15~、1月16日(火)19:30~、1月21日(日)19:00~、1月26日(金)16:00~、1月29日(月)13:00~ | [c]かきふらい・芳文社/桜高軽音部

まずは“作画”の美しさ。どの作品も高いレベルで安定しているのはもちろん、歩く、しゃべる、振り返るといった人の動きが実に自然に感じられることにも注目したい。特に「けいおん!」や「響け!ユーフォニアム」に見られる演奏場面では、楽器を操る指先や演者の表情までも繊細に描写。キャラクターの心情をセリフなしで伝える抒情的なシーンとして強い印象を残している。

原作の特徴を生かした、映像ならではの演出

物語の見せ方=“演出”への評価も高い。才能あふれる監督たちによって巧みに変化と緩急がつけられた映像は、視聴者の心をガッチリと掴んで作品世界へと誘う。また、小説やコミックをアニメ化する際は、原作の作風を上手に取りこみながら大胆な演出を施すケースも。「涼宮ハルヒの憂鬱」では、原作小説の特徴的なモノローグを生かしつつ時系列を変えて放送したり、長回しをしたりと映像ならではの演出を多用。夏休みをループするエピソードではほぼ同じ物語を8話連続(!)で放送し賛否を集めたが、原作のSFテイストを見事に表現したと支持する声も多かった。

爆音映画祭での『映画 聲の形』上映は、1月15日(月)13:00~、1月21日(日)16:00~、1月24日(水)19:00~、1月30日(火)19:00~、2月2日(金)13:00~ | [c]大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

共感できる、リアルなで何気ない日常風景

最後は“リアリティ”を挙げたい。『映画けいおん!』(11)ではスタッフが舞台となるロンドンへ2度のロケハンを敢行。『映画 聲の形』では聴覚障害のあるヒロインのセリフを吹き込むに際し手話教室を訪ねている。こうした背景美術や設定に対するリアリティの追求は他のスタジオでも見られるが、京アニはそれだけでなく、普遍的な日常風景にも“リアル”を感じさせるのがウマイ。例えば学園モノなら、教室の備品、生徒たちの会話、黒板の落書き――。何気ないひとコマに存在するリアルを自身の思い出と重ね、共感を覚える視聴者も少なくない。

「響け!ユーフォニアム」シリーズに登場するオーボエ担当の鎧塚みぞれと、フルートを担当する傘木希美を中心に物語が展開(『リズと青い鳥』) | [c]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

『映画けいおん!』と『映画 聲の形』は、1月12日(金)~2月2日(金)に丸の内ピカデリーで催される「丸の内ピカデリー アニメーション爆音映画祭」での上映が決定。『映画けいおん!』のライブシーンや、『映画 聲の形』の繊細な劇中音楽を高品質な音響と共に鑑賞することができる。

2018年の京アニは『映画 中二病でも~』のほか、TVシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(1月より放送・配信)、『リズと青い鳥』(4月21日公開)など期待の新作が続々と待機中。少しでも興味のある方は、ぜひ作品をご覧いただきたい。ここに書いた文字だけでは伝わらない映像の力を、きっと感じてもらえるはずだ。

文/トライワークス

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