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前作超えを目指した『キングスマン:ゴールデン・サークル』。お手本は『スター・ウォーズ』だった!?

2017年12月30日 12:03

『キングスマン:ゴールデン・サークル』のマシュー・ヴォーン監督にインタビュー
『キングスマン:ゴールデン・サークル』のマシュー・ヴォーン監督にインタビュー[c]2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

高級テーラーのスマートなスーツに身を包んだ英国紳士は、世界最強のスパイ--アクション映画『キングスマン』(14)で、世界中の映画ファンを熱狂させたマシュー・ヴォーン監督。続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(18年1月5日公開)は、期待値を遥かに上回る快作に仕上がっている。

続編映画を撮るのは初めてとなったマシュー・ヴォーン監督。脚本を手がけるにあたり「同じことの繰り返しはしたくない。新鮮さがほしい」と、自らハードルを高くした。目指したのは「第1作に匹敵するクオリティのもの、もしくはそれを超えるような続編。退屈でもなければ、独創性にも欠けていない作品」である。

監督はストーリーが継続されている続編が好きということで、今回の主人公を前作で一流のエージェントに成長したエグジー(タロン・エガートン)に決めた。改めて見直したのが、お気に入りの映画『スター・ウォーズ』シリーズだったという。

「エグジーがまた別の脅威と対決する物語だが、ジェームズ・ボンド風の続編にはしたくなかった。『スター・ウォーズ』のキャラクターでいえば、ルーク・スカイウォーカーが最高の例だと思う。『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』(80)では、ヒーローがまだ本当のヒーローではないという感じがする。まだ戦いが続いているからだ。その辺を今回の続編にも当てはめようとした」 。

「人々が映画を観た時『信じられない!』と思ってくれるようなことをやりたかった」と監督が言うとおり、続編は初っ端から度肝を抜くような展開を見せる。なんとキングスマンが謎の敵ゴールデン・サークル攻撃を受け、いきなり壊滅の危機に追い込まれるのだ!また嬉しいことに、前作で死んだと思われていたコリン・ファース演じるハリーが復活する。

『G.I.ジョー』シリーズのチャニング・テイタムに、オスカー俳優のハル・ベリーやジェフ・ブリッジスが演じる新キャラクターたちもクールだが、ゴールデン・サークルのボス・ポピー役のオスカー女優ジュリアン・ムーアと、本人役をノリノリで演じているポップスター、エルトン・ジョンがとりわけ強烈な個性を発揮。

監督によれば、ジュリアン・ムーアへのオファーは、彼女の友人であるコリン・ファースを通じてお願いしたが、ジュリアン自身も1作目をとても気に入っていたそうで、ポピー役を快諾。「彼女はすごく可愛らしくて常に笑顔でいてくれるけど、今回はそんな女性らしさだけではなく、次の瞬間殺されるかもしれないという危うさも出してほしいとリクエストしたんだ」。

エルトン・ジョンは、元々マシュー・ヴォーン監督が大好きなアーティストだったが、一緒に仕事をして、プロ意識の高さに驚いたそうだ。「彼は常に時間どおりに来るし、すべての人の名前をちゃんと覚えてくる。今回、本当に素晴しい仕事ができたよ。いちばん最高だった瞬間は彼といっしょにピアノでデュエットを弾けたことかな」。

日本でも映画ファンから絶大な支持率を誇る『キングスマン』だけに、最新作への期待も大きい。最後に日本のファンに向けたメッセージももらった。「ファンでいてくれて本当に嬉しい。ありがとう。この作品を楽しんでもらって、ずっとファンを続けてもらえるよう願っているよ!」。

文/山崎 伸子

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