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“狼男”ベニチオ・デル・トロ来日、「女性次第で草食系にもなります」

2010年3月3日 16:35

『ウルフマン』来日記者会見に登場したベニチオ・デル・トロ

ホラー映画の古典『狼男』(41)を下敷きにしたサスペンスホラー『ウルフマン』(4月23日公開)の日本公開を前に、主演のベニチオ・デル・トロが来日。3日、東京・有楽町のホテルにて記者会見を行った。

キューバの革命家チェ・ゲバラを演じ、カンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞した『チェ』(08)以来、約1年ぶりの来日。ベニチオは、「日本に来るたびに日本をよりよく知ることができてとても楽しんでいます。日本人は映画を大切にしているからとてもうれしい」と挨拶した。

プロデューサーにも名を連ねる彼は、「なぜ今『ウルフマン』を作ったのか?」というストレートな質問に、「僕が狼男みたいだから」と軽くジョークを飛ばしつつ、「ユニバーサルのホラー映画が好きだったから、1941年のオリジナル版『狼男』をアップデートしたいと思った。まずはカラーで作りたいと思った(笑)。そして、よりアグレッシブで暴力的で血生臭くしたかった。同時に現代風にもアレンジしたので若い観客に見てもらいたい」と映画をアピールした。

CGだけに頼らないリアルな狼男を表現するため、特殊効果を特殊メイクの巨匠リック・ベイカーに依頼。ベニチオは「メイクは作るのに4時間、はがすのに2時間かかった」と苦労を明かす一方で、鏡に映った自分の姿を見て、「うちで飼っているセントバーナードに似てるなと思った」とおどけてみせた。

「劇中では“肉食系”の役を演じていますが、実際のデル・トロさんは?」との問いには、「相手の女性にもよります。草食になることも、魚にも、肉食にもなります」と照れ笑いする一面も。

最後に、「狼男のような存在は、たぶんそれぞれの文化でも存在する。スーパーナチュラルへの羨望(せんぼう)。昔からあることだと思います。なぜそういうものに興味を持ち続けるのか、理由はよく分かりませんが」と狼男伝説に対する自身の見解も語った。

ただでさえ存在感抜群のベニチオ・デル・トロが、ウルフマンに変ぼうする姿は必見。大スクリーンの劇場でその迫力ある姿を体感しよう。【取材・文/池田ケースケ】

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