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『東のエデン』の世界を現実にした、2010年の要注目“AR三兄弟”ってダレ?

2010年1月17日 9:37

何かと話題を集めそうなAR三兄弟(前列)と、後列左より神山健治監督、木村良平(滝沢朗役)、檜山修之(板津豊役)

2010年も始まって約2週間。ちまたでは今年のトレンドやブレイクを予測する話題を目にするが、エンタメ界に革命を起こしそうな要注目のユニットがいる。彼らの名は「AR三兄弟」。AR(Augmented Reality=拡張現実)という最新技術を駆使して、まったく新しい映像やコミュニケーションの楽しみ方を組み立てる彼らが、公開中の映画『東のエデン 劇場版I The King of Eden』とのコラボで史上初の“AR舞台挨拶”を行なった。

ARとは、特定の場所や物体をパソコンや携帯電話のカメラで映すと、レンズ越しに画像や映像、文字が付加される技術。“現実上にデジタルな情報をプラスする”近未来的なこの技術を使い、イベントではAR三兄弟が同作に登場する“東のエデンシステム”(カメラをかざした人の情報が携帯に表示される)を再現。スクリーンに大きく映された“東のエデンシステム”を使ってのデモンストレーションを行った。

AR三兄弟のリーダーである長男が、パソコンとつないだWEBカメラに同作のキャラクターストラップをかざすと、そのキャラの画面とコメント(レイヤー)が次々と表示されていく。アニメそのままにシステムが再現され、登壇した神山健治監督や声優陣、そして観客もビックリ。さらに長男から「コメントは、Twitterや携帯サイト経由でリアルタイムに書き込めます」と説明されると、来場者が一斉に携帯を開きコメントを送り出す。映画館で携帯を使うという、これまでありえなかった光景がなんとも斬新!

続いて、入場時に配られたチラシの謎のコードをWEBカメラにかざすと、スクリーンに映ったチラシの上に同作のオープニング映像が再生されるという、これまた驚きの仕掛けが公開され、客席からは「すげぇ!」「おおっ!」と感嘆の声があふれ返っていた。この東のエデンシステムは、1月24日(日)まで吉祥寺パルコの「東のエデンプレミアムショップ」でも体験することができる。

また、司会者よりシステムの出来栄えについて聞かれた長男は「映画の公開後に神山監督とお話させていただいたのですが、監督はARを完全に理解されていました。僕らは監督がアニメで描かれた設計図を再現させてもらった感じです」と、「東のエデン」という作品の完成度の高さについて淡々と語ってくれた。ちなみにイベント中、長男はメガネをケント・デリカット風に前後にズラしたり、次男は顔芸をさりげなく見せるなどユーモアたっぷり。今後のメディア露出も増えてきそうな予感大だ。

iPhoneにも“セカイカメラ”というエデンシステムに似たアプリがあり、ますます注目が高まるARの世界。そんな中、映画やエンタメ界を巻き込みながら、AR三兄弟がもっともっと面白いコラボを見せてくれることを期待したい。【トライワークス】

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関連グッズをWEBカメラにかざすことで、さまざまな映像が飛び出してくるシステムだ| [c]東のエデン製作委員会| (C)磯 光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会| (C)東のエデン製作委員会