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タランティーノのため、新進女優が400mを全力疾走!

2009年11月20日 11:06

家族を虐殺され、命からがら逃げ出すショシャナ。扮するのは新進女優メラニー・ロラン

鬼才クエンティン・タランティーノ監督作『イングロリアス・バスターズ』(11月20日公開)が爆発的に面白い! 主演のブラッド・ピットもいいが、新進女優メラニー・ロランや、悪役クリストフ・ヴァルツの存在感も素晴らしい。

本作は第ニ次世界大戦中のフランスを舞台に、ブラピが扮するアルド・レイン中尉ら“名誉なき野郎ども(イングロリアス・バスターズ)”の活躍を描く痛快戦争アクション映画だ。4つのチャプターから成る本作では、チャプター1からぐっと胸をつかまれる。この章で傑出しているのが、メラニーとヴァルツのシーンだ。

ヴァルツが扮するのは“ユダヤ・ハンター”の異名をもつランダ大佐。彼が部下と共にユダヤ人の潜伏先と思われる農場を訪ね、物腰柔らかな話術で農場主を落としていく。この時のねちっこさがたまらない。ついに農場主を自白させたランダは、部下に一斉射撃をさせる。そんな中、ひとり命からがらに逃亡するのが、メラニー扮するショシャナだ。

血まみれで号泣しながら疾走するショシャナ。先日来日したメラニーに、このシーンについて尋ねると「監督にいい所を見せたくて、スタントを使わず自分で400mを全力疾走したの。撮影に3日もかけて、何度も何度も走ったわ」と答えてくれた。そのかいあって、ショシャナの悲しみが画面いっぱいに噴き出している。

ブラピもいいが、脇のキャラたちも強烈な本作。タランティーノのエネルギッシュな快作に酔いしれて。【Movie Walker/山崎伸子】

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