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松本穂香、『みをつくし料理帖』で下がり眉に大苦戦「鏡の前でずっと練習してました」

2020年10月17日 14:52

主人公、澪役の松本穂香
主人公、澪役の松本穂香

映画『みをつくし料理帖』(公開中)の公開記念舞台挨拶が、10月17日に丸の内TOEIで開催。松本穂香、奈緒、若村麻由美、窪塚洋介、小関裕太、藤井隆、石坂浩二、中村獅童、角川春樹監督が登壇し、公開を祝して、鏡開きを行った。松本は「撮影が1年前ということで、昨日から公開を迎えられてうれしく思っています」と笑顔を見せた。

高田郁の時代小説を映画化した本作は、料理人として働く主人公、澪の苦悩や試練、生き別れた幼なじみとの友情などを描いた感動作。数多くの作品を手掛けてきた角川春樹が、“生涯最後の監督作”としてメガホンをとった。「映画は祭りだ!」をテーマに、登壇者全員が、福をもたらすと言われる白狐の面を手に、白が基調の衣装で登場した。

野江(あさひ太夫)役の奈緒
野江(あさひ太夫)役の奈緒

松本は、下がり眉の表情が印象的な澪を演じたが、「私はもともと下がり眉ではないので、台本で“下がり眉”と見るたびに、不安になっていたんですが、お家で、鏡の前に立って、1人でずっと下がり眉の練習をしてました。もうもがいてた感じです。どうにかできないかなと、動かして練習してました」と苦労を明かした。

隣の奈緒がグーサインを出すと、松本は「合格、いただきました」とうれしそうに笑顔を見せた。

あさひ太夫役を奈緒は「太夫の役と聞いた時、ものすごい憧れの存在だったので、自分にできるだろうかという焦りやプレッシャーがありましたし。でも、あの格好をできるのがとても楽しみでした」と語ったが、現場に入ると「寂しい気持ちになって。こんなところに1人でいる女性はどんなに孤独なんだろうと。陰の強さを感じました」と、役についてコメント。

全員でフォトセッション
全員でフォトセッション

また、窪塚は、あるシーンについて「いまってすごく“間”を詰めるじゃないですか。YouTuberの方々もそうで、なにも考えさせたくない人と、なにも考えたくない人が、あれを見てると思うんです。まあ、息子も見てますが。でも、間があるから、いろいろと感じられたりするし、僕は間を愛しんでいられる人でありたいし、そういうものを残していきたいとも思っているので、今回、(間を感じられる作品を)やれて、とてもうれしかったです」とコメント。

角川監督は「僕は73本の映画を製作してきて、うち8本が監督作ですが、いままで『スタッフ、キャストが一丸となって映画を作りました』と言ってきましたが、あれ、ほとんど嘘ですから」と笑いを取ったあとで「この映画で初めてそれを感じました。そういう意味で、自分が関わった作品で、もっとも愛着があって、現場を離れることがとても寂しくて。2か月間の撮影が終わってから、毎晩、夢を見ました」と、溢れる想いを口にした。

最後に、角川監督が「映画といふ 祭りはじまる 鷹の天」と俳句を詠んだ巻物と共に、全員でフォトセッションを行った。

取材・文/山崎伸子

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